カメレオンの指は何本?指の構造と役割について紹介!

カメレオンの特徴は、周囲の環境に溶け込むカモフラージュ能力や、獲物を捕らえる長い舌ばかりがフォーカスされがちですが、本記事では、意外と見落としがちがカメレオンの特殊な指の構造と役割についてご紹介します。そもそもカメレオンの指は何本あるのかご存知でしょうか。

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カメレオンの指は何本?

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カメレオンの手足の指は、トカゲとは異なるユニークな構造を持っています。カメレオンには前足と後足がそれぞれ5本の指がありますが、これらの指は「合指(がっし)構造」と呼ばれる形でグループ分けされ、樹上での移動を容易にしています。

前足では、内側に3本、外側に2本の指が合わさっている形になり、後足ではこれが逆になります。画像をご覧になると分かるように、指の数はトカゲと同様に5本ですが、複数のまとまった指が左右に分かれています。このような指の構造により、カメレオンは枝をしっかりと掴むことができ、バランスを保ちながら移動することができます。

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さらに、カメレオンの指の先端には尖った鉤爪があり、枝や葉を掴む際のグリップ力を強化しています。この爪のおかげで、カメレオンは滑りやすい樹上でもしっかりと体のバランスを保持できるのです。

カメレオンの指の構造と役割

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カメレオンの合指構造の5本の指は、不安定な樹上でもしっかりと体を支えることが可能です。これの指の構造は、カメレオンが獲物を狙う際にも大きな利点となります。

カメレオンはグループ分けされた指を使って、まるでクリップのように枝を挟んで体重を支えます。カメレオンは、独特な指の構造と鋭い爪を器用に使い、バランスを保ちながら静かに獲物に近づくことができるのです。

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カメレオンは枝にしっかりと掴まった状態で長い舌を利用して獲物を捕らえます。この時に長い舌が飛び出す反動で、カメレオンが樹上から落ちてしまわぬように、指のグリップ力が体の安定を助けています。

カメレオンの指の構造と役割は、彼らの生態において不可欠であり、樹上での巧みな移動と効果的な狩りを支える重要な要素です。

カメレオンのぬいぐるみ

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