今回は、レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)の餌やりに使用するおすすめのピンセットを紹介します。素材の異なるピンセットを3つ紹介し、それぞれの特徴について解説していきます。
ピンセットの素材は主に3種類
爬虫類の餌やりに使用するピンセットの素材は、主に「金属製」「竹製」「プラスチック製」の3つです。
基本的にピンセットは、細く硬い素材ほど繊細な作業がしやすくなります。ですから、金属製で先が細いピンセットが小さな餌を掴みやすいです。
しかし、細く硬いピンセットはレオパを傷付けてしまう恐れもあります。レオパは餌やりの際に、思いのほか勢いよく餌に跳び付いてくることがあります。
レオパは目と口の位置が近いので、餌やりの際に誤ってピンセットの先が目に当たってしまう恐れがあるのです。
金属製のピンセットと比べれば、比較的柔らかい素材の竹製やプラスチック製のピンセットの方が、ケガのリスクは低くなりますが、全く心配がないというわけではありません。
餌やりの際は、ピンセットの先端をレオパに向けないように心掛けましょう。ですから、餌やり用のピンセットは、どうのような素材であっても、先端がカーブ形状のピンセットを使うことをおすすめします。
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レオパの餌やりにおすすめのピンセット
金属製のピンセット
この商品はステンレス製のピンセットです。適度な細さと硬さで繊細な作業がしやすく、動く生餌でも簡単に掴むことができます。
細いピンセットですが、先端部分が丸く加工されており、万が一レオパに当たってしまった時のために配慮されています。
金属製のピンセットは、光の反射で成体を怖がらせてしまうことがありますが、この商品は細いピンセットの表面には黒いウレタン塗膜が施されているので、生体からも目立ちにくく、驚かせにくい特徴があります。
これは個人的な意見ですが、使いやすさから言えば、この商品が最もおすすめです。ただし、金属製のピンセットは誤ってレオパを傷付けてしまうのが心配だという方は、竹製やプラスチック製のピンセットをおすすめします。
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竹製のピンセット
竹製のピンセットは、金属製と比べて餌やりの際の安全性が高く、値段も比較的安いことから、レオパの飼育ではよく使われるアイテムです。
ただし、竹製のピンセットは、素材が柔らかいので力の伝わりが鈍く、握りを少し弱めただけで、ピンセットの先から餌が落ちてしまいます。
また、竹製のピンセットで小さな生餌を掴むのは難しいです。大きいコオロギなどはなんとか掴めますが、小さいデュビアを掴むのは困難です。
さらには、竹という自然物を加工したものなんで、どうしても商品に当たり外れがあります。良いものは長年使えますが、悪いものは何度も洗って使っているうちに、ピンセットの先端がねじれて上手く掴めなくなることもあります。
このへんは、そもそも安価なアイテムですし、消耗品だと思って受け入れるしかないのでしょうね。
プラスチック製のピンセット
竹製のピンセットは、商品によっては使っているうちに変形することがありますが、プラスチック製のピンセットはそのような心配が少ないです。
プラスチック製のピンセットの値段は、竹製と比べて少し高いくらいです。ですが、レオパなどの爬虫類の餌やりで使うピンセットは、金属製か竹製が主流で、プラスチック製のピンセットはあまり使われないように思えます。
その理由は、おそらくプラスチック製の商品が少ないからではないでしょうか。決して使いずらいわけではありません。
ただし、プラスチック製のピンセットは素材が軟らかいので、竹製のピンセットと同様に小さな生餌を掴むのは難しいです。ですから、レオパに人工餌を与える時におすすめです。
プラスチック製のピンセットは、金属製と比べて素材が軟らかいので、餌やりの時にケガの心配が少ないと言えます。
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