適した量の食事をあげているのに、猫がご飯を食べ残すことありませんか?
毎回少しだけ残すと、心配する飼い主さんもいるかもしれません。
猫がご飯残す原因は、実は猫本来の習性によることが多い。
『食べられる分だけ食べる』が猫の食事の基本
猫にご飯を適量あげているのに、毎回少し残す。
そんな時は「フードが合わないかな?」と不安になる飼い主さんもいるかもしれません。
しかし、猫の習性からすれば、食べ残しはさほど問題ではありません。
猫にとっては、必要な時に必要な分だけを摂取するればOKなので、食べ残すことがある時は、今はもういらない気分なのでしょう。
Sponsored Links
お腹が空いたらまた食べるようになります。
猫は基本的に一日に5~6回の食事を摂ります。
肥満の危険性がないならば、基本的には24時間フードを出しっぱなしにして構いません。
ただし、腐りやすい食事は衛生面に注意する必要があります。
暑い季節のフード出しっぱなしに注意
健康な猫は食器に一日の供給量を入れておけば、自分のペースで食べます。
ただし、暑い季節は鮮度が落ちるのが早く、ご飯が傷んでしまいます。
特に水分を多く含むウェットフードや手作り食は、出しっぱなしにしない方が無難です。
ドライやウェットなどフードの選び方
猫は食事へのこだわりが強い動物です。
その猫に合わないフードは、当然ですが食べない原因になります。
においや食感に好みがあるので、最初は数種類のフードを用意して試食させてみましょう。
フードはドライよりもウェットの方が口の中に残るので、水を多く飲む傾向があります。
猫に水を多めに飲ませたい場合はウェットを選びましょう。
猫のご飯は、栄養バランスが調整されて鮮度が良い食事が基本です。
まずは、タンパク質が主体であることが大切。
ドライフードは、1ヶ月(理想は2週間)以内、ウェットフードは開封後数日以内に食べきれるものを用意しましょう。
これらを満たしていないフードは避けた方が良い。
Sponsored Links
猫の食事の回数は決めなくても問題ない
猫は一日に何度も食事をする習性があるので、回数を決めなくても問題はありません。
ただし、家族の生活リズムに合わせてたい場合は、回数を決めれば猫も順応します。
肥満や病気の猫は、動物病院に相談して計画的に食事を与えましょう。
猫に与えるおやつは、主食の10%以下に抑えておくようにしましょう。
猫は犬のようにトレーニングをする機会が少ないので、ごほうびのおやつは与えなくても良いでしょう。
猫が食べると健康を害する食べ物もあるので、猫に人の食べ物を与えない方が無難です。
市販のフードの供給量をあげても食べ残す
市販のフードの供給量はあくまで目安です。
必要な栄養には個体差があるので、元気があって体型をキープできているなら問題ありません。
ご飯を食べなくて痩せる、食べているのに太らない、といった様子が見られる場合は、動物病院に相談しましょう。
猫の食事場は清潔に
食事は猫が好む清潔なところに置きましょう。猫が安心して食事ができる環境が大切です。
食事を置く場所は、来客の少ない部屋や猫が好むスペースが良いでしょう。
猫はきれい好きなので、食事はトイレの近くには置かないこと。
食器は陶器やステンレスのものが衛生的に安心です。
また、水を飲む量が少ない場合は、泌尿器系の病にかかるリスクが高まり、体調を壊す原因になるので注意が必要です。
水をこまめに飲めるように水飲み場は複数設置すると良いでしょう。
流れる水やぬるま湯を好む猫もいるので、ひと手間かけてみると良いと思います。
タンパク質を含む信頼できるフード
猫は完全肉食動物なので、必要な栄養が人間とは異なります。
猫が生きていくためには、たんぱく質を摂取できる肉や魚を主体にした食事を与えることが重要です。
また、それらの食材に含まれるビタミンやカルシウムなどの様々な栄養も、元気で丈夫な体を作るためには欠かせません。
市販されているキャットフードは、猫に必要な栄養バランスを考えて作られています。
さらには、猫の成長段階に合わせて栄養を調整したものもあります。
主食として与える場合は、日本のペットフード公正取引協議会の試験をクリアした「総合栄養食」、あるいは米国飼料検査官協会(AAFCO)が定めた基準を満たしているものが安心です。
それに加えて、原材料の原産国、フードの製造国、管理の状況なども確認できれば、さらに安心です。
猫を長生きさせるためには、毎日の食事がとても大切です。
猫に合ったご飯を飼い主さんが選んであげましょう。
フードの種類は頻繁に変えてもいいの?
メーカーやフードによって、原材料や微量な栄養が異なるので、数種類をローテーションで与えた方がバランスよく摂れます。
たとえ選んだフードの中に、その猫に合っていないものが含まれていても、悪影響は少なくて済みます。
新しいフードで食べない時は、食器に音を立ててフードを入れる、口に少量入れてあげる、といった工夫で食べ始めることもあります。
また、以前のフードと新しいフードを半分ずつ混ぜて与え、新しいものを徐々に増やしていく方法が効果的です。
毛玉ケア・キャットフード
Sponsored Links
おすすめの記事
猫が噛む理由としつけ!突然、本気で噛んでくる時や後ろ足で蹴る時の意味を紹介!
猫がテレビに乗る・倒す!トイレットペーパーのイタズラ対策や叱り方を紹介!