今回は多頭飼いをしている猫たちのご飯とトイレについてです。複数の猫を飼育していると、それぞれの猫によって全く性格が違うことが分かってきます。
出されたご飯はいつも完食する猫もいれば、なかなか食べてくれない猫もいます。猫によってご飯の好みが違うのです。また、猫によってトイレの好みも違います。猫は綺麗好きな動物なので、トイレにこだわりがあるのです。
中には穏やかな性格の猫もいて、一緒におもちゃで遊んでいると猫同士で譲り合って順番待ちをする猫もいます。そんな猫の多頭飼いならではのことを紹介していきます。
猫の多頭飼いのご飯
複数の猫を飼育していると、それぞれの猫の力関係ができることがありますが、必ずしも力のある猫から順番にご飯を食べるというわけではありません。それぞれの猫の性格や飼育環境によってご飯の与え方が異なります。
ご飯はあるだけ一気に食べる大食いタイプの猫、ご飯は食べたい時に少しずつ食べるタイプの猫、他の猫が食べ終わった後にゆっくり食べたい猫など、猫によって性格は様々です。
大食いタイプの猫は、食べるスピードが他の猫よりも速いので、自分の分が食べ終わると他の猫の分まで食べようとします。そんな時にターゲットになってしまう猫の食べる量が少なくなってしまわないように、飼い主さんは気配りする必要があります。
ご飯は食べたい時に少しずつ食べるタイプの猫は、いつでも食べられるようにフードを出しっぱなしにしてあげると良いでしょう。食器に1日の供給量を入れておけば、自分のペースで食べます。ただし、暑い季節はフードが傷みやすいの注意が必要です。特にウェットフードや手作りのご飯は出しっぱなしにしない方が無難です。
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猫がご飯を残す理由
猫にご飯を与えても、少し食べると何処かに行ってしまう、全部食べ切ってくれないと悩む飼い主さんもいると思います。これは猫の習性による「遊び食い」によるものです。
野生の猫は、お腹いっぱいになると動きが鈍るので、満腹を避ける習性があります。また、獲物を手に入れた安心感からか、後で食べようと考えて取っておくという理由も考えられます。
猫のご飯は、すぐに片付けるよりは、いつでも食べられるように少し食器にフードを入れておいてあげても良いでしょう。だたし、傷みやすいウェットフードは衛生に注意してください。
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猫の多頭飼いのトイレ
猫は綺麗好きなので、他の猫が排泄したトイレを嫌がることあります。猫のを多頭飼いする時は、トイレの数は頭数プラス1が基本です。猫にとって排泄する際は無防備な状態になるので、周りに危険なものはないかと神経を使う時間でもあります。
トイレは周囲の様子を見渡せてスペースにゆとりがある形状のものが理想ですが、最近では、家庭環境に合わせ様々なデザインのものが市販されています。理想はセメントを混ぜるプラスチック製のケースですが、猫がどのトイレを好むのかはその子の性格によるので、いろいろと試してみると良いでしょう。
猫同士の相性が悪い時は同じスペースで生活することにストレスを感じている場合があります。普段から猫の様子をよく観察して、気になることがあったら動物病院へ相談すると良いでしょう。
猫の多頭飼いはシステムトイレがおすすめ
複数の猫を飼育していると、ご飯やトイレなど何かと手間がかかるものです。そんな忙しい飼い主さんをサポートしてくれるのが、お手入れが簡単なシステムトイレです。システムトイレは本体、猫砂、シートの3つをセットで使う猫のトイレです。このおすすめの商品は、脱臭・抗菌の猫砂は1.5ヵ月取り替え不要です。脱臭・抗菌のシートは1週間分のオシッコとニオイを吸収してくれます。
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順番待ちをする猫の性格
多頭飼いをしていると、穏やかな性格の猫同士で順番待ちをすることがあります。他の猫がおもちゃで遊んでいる時に後ろで順番待ちをしていたり、飼い主さんの足元で次の抱っこを待っていたり、大人しく順番待ちをする猫の姿が可愛くてたまらないという飼い主さんもいることでしょう。
順番待ちをする猫は、控えめで大人しい性格の子が多いです。だから、時にはやんちゃでアピールの強い猫に割り込まれてしまうこともあります。そういった場合でも争わずに自分が引き下がってしまう猫もいるので、飼い主さんがフォローしてあげると良いでしょう。
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