放鳥中のインコは、室内の意外なものに興味を示し、予想外な遊び方をすることがあります。一見、気分屋さんの気まぐれのように見える行動ですが、実は、インコが喜ぶ遊び道具にはいくつかの特徴があります。今回はインコの遊び方とおすすめのおもちゃを紹介します。
インコの遊び方
＜インコが喜ぶ遊び道具の特徴＞
・動くもの
・音が鳴るもの
・くちばしや足で掴めるもの
インコの遊び方は、その子の性格によるところが大きいので、個体によって様々な遊び方をします。一見、統一性が無さそうなインコの遊びですが、いろいろな遊び方を見て整理して考えてみると、インコが喜ぶ遊び道具の特徴が３つあることに気付きます。
インコは、「動くもの」「音が鳴るもの」「クチバシや足で掴めるもの」これら３つの特徴のいずれかが満たされる遊び道具に興味を示す傾向があります。
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家庭にある身近な遊び道具
ペットボトルのキャップ、輪ゴム、紙コップ、鈴 など
インコは、家庭にあるものを遊び道具として使うことがよくあります。たとえば、ペットボトルのキャップをクチバシで咥えて放り投げるという遊び方をすることがあります。ペットボトルのキャップは「クチバシや足で掴めるもの」で、クチバシでつついたり放り投げることで「動くもの」になります。
そして、放り投げたキャップがテーブルに落ちると「音が鳴るもの」になります。インコの中には、偶然にもテーブルの上からキャップを落としたことをきっかけに、テーブルから落ちていくキャップの動きを見て楽しむインコもいます。
ペットボトルのキャップ以外でインコが喜びそうな遊び道具は、輪ゴムや鈴、紙コップなどがあります。たとえば、紙コップの中に鈴を入れるなど、これらを組み合わせて使う遊び方も良いでしょう。インコの性格によって興味を示すものは異なるので、「動くもの」「音が鳴るもの」「クチバシや足で掴めるもの」という特徴がある他のものも探してみると良いと思います。
ただし、重くて硬い金属製のものはインコのクチバシを痛める心配があるので避けるべきです。また、塗料が落ちてインコの口の中に入るものも遊び道具として与えないようにしましょう。
インコにおすすめのおもちゃ
おやつを食べて回して遊ぶ観覧車
「くるくる観覧車」は、観覧車のゴンドラにおやつを入れておくと、インコがおやつを食べながら観覧車をくるくる回して遊ぶというおもちゃです。
おやつの代わりに、鈴などの音の出るものをゴンドラに入れておくと、インコが喜んでくれることがあります。
つついて遊ぶペンギン型おもちゃ
「ゴーゴーペンギン」は、インコ愛好家の間では有名なおもちゃのうちの１つです。ペンギン型のおもちゃに車輪がついていて、インコがつついて動かしたおもちゃを追い掛け回すという遊び方をします。
インコがおもちゃをつつく度にペンギンの体が前後に揺れ、まるで遊び相手になってくれているような反応を見せます。
投げて発散！籐製のボール
「マンチボール」は、籐（ラタン）を編み込んだボールです。着色には食用色素を使用しているので、インコがクチバシで咥えても安心です。
インコがボールを転がしたり、クチバシで咥えて振り回したり、放り投げるなどの遊び方をします。籐製のボールは、元気いっぱいのインコが夢中になって遊ぶと、数日で壊してしまう消耗品なので、リーズナブルなミニサイズボールの10個入りがおすすめです。
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インコのミニマラカス
この商品は、インコが足で握ることができる小さなマラカスです。マラカスは振って音を出す楽器ですが、実際にはインコが咥えて放り投げて音を出す遊び方をすることが多いようです。
マラカスの使い方は個体差があり、どんな遊び方をしても良いので、インコが喜んでくれることが何よりです。それに小さなマラカスを置いておくだけでも可愛いです。
吊り下げタイプのおもちゃ７点セット
この商品は、木材や籐製のボール、鈴などを組み合わせた吊り下げタイプのおもちゃです。インコが噛んだり、足を使ってしがみついたり、揺らして鈴を鳴らすなどの遊び方をします。染色不使用の天然の木製素材を使っているので、インコが噛みついて安心です。噛むことでクチバシのお手入れにもなります。
インコが気に入りそうなおもちゃ数点をケージ内に吊るして、夢中に遊んで壊したら別のおもちゃと交換して使います。
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