フトアゴヒゲトカゲが水を飲まない!水分補給が心配な方必見!

ケージ内に水入れを設置しているのに、フトアゴヒゲトカゲが全く水を飲まないということがよくあります。そもそもフトアゴヒゲトカゲは、オーストラリアの乾燥地帯に生息するトカゲなので、頻繁に水を飲む動物ではありません。

とは言え、動物が生きていく上で水分補給は必要不可欠なことです。フトアゴヒゲトカゲはどのくらいの量の水分を必要としているのか、生息地の環境をもとに考えてみましょう。

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フトアゴヒゲトカゲが水を飲まないのが心配

フトアゴヒゲトカゲ,水飲まない,水分補給,画像1世界中の爬虫類ファンから愛されているフトアゴヒゲトカゲですが、日本での認知度はまだまだ低く、飼育方法についても決して情報が多いとは言えません。そのため、飼育書などに餌の量の目安は記載されていても、適切な水分量については明確に記載されていることは少ないです。

ですから、フトアゴヒゲトカゲが水を飲まないでいると、水分補給の目安が分からずに心配になる飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

もしも不安になるのであれば、野生のフトアゴヒゲトカゲが生息するオーストラリアの内陸部の気候を知っていると、心配が少なくなると思います。

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野生のフトアゴヒゲトカゲが生息するオーストラリアの内陸部の気候

オーストラリアの内陸部には、「アウトバック(Outback)」と呼ばれる広大な乾燥地帯が広がっていて、沿岸に近くなるほど雨量が多く、人口も集中しているのが特徴です。比較的雨の多い沿岸部の都市でも年間降水量が東京の半分以下です。

野生のフトアゴヒゲトカゲは、オーストラリアの乾燥した内陸部に生息しています。この地域は、1ヶ月間で0~5日ほどしか雨が降りません。せっかく降った雨も30℃を超える気温ですぐに乾燥してしまいます。

周辺には、厳しい環境により成長が制限された背の低い木が点在し、乾燥に強い草がまばらに生えている状況です。辺りには川も無く、フトアゴヒゲトカゲが水分補給するためには、たまに降る雨を飲むか、植物を食べるか、昆虫を食べるかになります。

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フトアゴヒゲトカゲの水分補給

フトアゴヒゲトカゲ,水飲まない,水分補給,画像2野生のフトアゴヒゲトカゲが水を飲む頻度は、植物や昆虫から得る水分を除いて、おそらく水分補給をする機会は1ヶ月間に5日ほどしか降らない雨の日だけです。時期によっては雨が月に一度も降らないこともあります。

これらのことから考えると、飼育しているフトアゴヒゲトカゲが水を飲まないことが、それほど心配ではないことがイメージできると思います。

フトアゴヒゲトカゲに水を飲ませる方法は、温浴の際に水を飲んだり、スポイトで水を直接与える方法があります。温浴については、野生のフトアゴヒゲトカゲが水に入ることはないので、行うかどうかは飼い主さんの判断に委ねます。

スポイトを使ってフトアゴヒゲトカゲの口先に水を垂らす方法は、雨を飲んでいる状況に近いので良いように思えますが、野生のフトアゴヒゲトカゲが1ヶ月間に0~5日ほどしか雨が降らない環境で生きていることを考えると、水を飲まないからと言って毎日スポイトで飲ませる必要性は低いように思えます。

フトアゴヒゲトカゲが野菜や生餌を食べることで水分補給ができているのであれば、それほど心配することではないので、スポイトで水を直接与えるのは、補助的に行う程度で十分だと思われます。

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癒しのアニマルグッズ

心も体も癒される動物の抱き枕

もちもちな優しい触り心地で、まるでペットを飼っているような可愛さと安心感が得られる抱き枕です。最高の肌触りと柔らかな使い心地で心も体も癒されます。

抱き枕の大きさは、Mサイズ(全長約53㎝)とLサイズ(全長約70㎝)の2種類があります。シロクマやプードル、ミケネコなど、30種類以上の動物の抱き枕があるので、お好みのものを選ぶことができます。

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この加湿器は、空焚き防止機能が搭載されており、水が不足すると自動的に電源オフになるので安心です。お好きなアロマオイル(別売り)をタンクに垂らして、癒しのひとときを堪能してみてはいかがでしょうか。

可愛い動物親子のティーセット

この商品は、ティーポットが動物の親のデザインで、ティーカップが動物の子供のデザインになっているティーセットです。

たとえば、カエルの親子をモチーフにした食器は、ティーポットがカエルで、ティーカップがオタマジャクシになっています。その他にも、ゾウやニワトリ、シマエナガなどの、可愛い動物の親子をモチーフにしたデザインがあります。

おすすめのフトアゴヒゲトカゲ用品

給餌用ピンセットはカーブタイプを選ぶ

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フトアゴヒゲトカゲに餌を与える際の必須アイテムと言えばピンセットですが、一口にピンセットと言っても、形や素材の異なる様々な商品があります。

給餌用ピンセットを選ぶポイントは「安全性」と「摘まみやすさ」です。トカゲは餌に向かって勢いよくかぶりついてくるので、誤ってピンセットの先端がトカゲの目に入ってしまうことがあります。それを防ぐために、給餌用ピンセットはカーブタイプを使用して、先端をトカゲに向けないように給餌するようにしましょう。

ピンセットの素材は、金属製、竹製、プラスチック製などがあり、ピンセットは硬い素材ほど細かいものを摘まみやすい傾向があります。安全性を考えると柔らかい素材の方が良いのですが、摘まみにくくては給餌作業が大変です。ここでは、細かいものでも摘まみやすい金属製で、カーブタイプのピンセットをおすすめします。

紫外線ライトはUVBが重要

爬虫類飼育に使用する紫外線ライトは、光の波長によって「UVA」と「UVB」の2種類があります。

UVAは爬虫類の脱皮や食欲を促す作用があると言われ、UVBは体内でビタミンD3の合成を促す作用があり、ビタミンD3はカルシウムの吸収に関与するため骨格を形成するために重要です。

フトアゴヒゲトカゲの飼育においては、骨格の形成に関与するUVBの照射時間が大切で、1日12時間は浴びることができる環境を作るようにしましょう。自然光に近い光を設置するためにはUVAも併用すると良いでしょう。

昼行性爬虫類にはカルシウム+ビタミンD3

フトアゴヒゲトカゲは、昼間に活発に活動する昼行性爬虫類です。昼行性爬虫類は、カルシウムの吸収を助けるビタミンD3の要求量が高いと考えられているため、カルシウムだけではなくビタミンD3も含まれたサプリメントを与えると良いでしょう。

この商品はパウダー状になっているので、フードや野菜に振りかけて与えることができます。

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