今回は、ギリシャリクガメやロシアリクガメ(ホルスフィールドリクガメ・ヨツユビリクガメ)の成長速度について解説していきます。
愛するペットが日々成長する姿を見るのは喜ばしいことですが、リクガメの場合あまりにも成長スピードが速いと、綺麗な甲羅にならないことがあるので気を付ける必要があります。どのようなことがリクガメの成長を早めるのかを確認していきましょう。
ギリシャリクガメ・ロシアリクガメの成長速度
リクガメの成長速度は個体差があり、飼育環境によっても成長スピードが異なりますが、ギリシャリクガメやロシアリクガメなどの小型リクガメは、大型リクガメのように急成長するわけではなく、少しずつ体重が増えて甲羅も徐々に大きくなっていきます。
ギリシャリクガメやロシアリクガメの飼育は、最初は体重40gほど、甲長5cmくらいのベビーサイズから飼い始めることが多いと思います。それから1年後は体重120gほど、甲長8cmくらいにまで成長していく程度のスピードです。
小型のリクガメは最長20cm程度なので、それに近いくらいまでのサイズまで成熟した個体は、次第に成長速度が緩やかになっていきます。
それに比べて、大型リクガメのケヅメリクガメは、最初は体重40gほどのベビーサイズでも、1年後には体重が10倍以上にまで増える個体もいます。
ただし、これの成長速度は一例にすぎないので、個体によって大きく異なります。リクガメに与えている餌や紫外線による影響が成長速度に反映することがあります。
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飼育環境による成長の違い
リクガメフード(人工飼料)は成長が早い
ギリシャリクガメやロシアリクガメに限らず、リクガメの飼育は、野菜や野草のみで育てるよりも、リクガメフード(人工飼料)を与えた方が、成長スピードが速まる傾向があります。
リクガメフードは、野菜や野草に比べてタンパク質やエネルギー(カロリー)が豊富で栄養が凝縮されているため、それらを中心に与えると、野菜や野草だけで育てるよりも成長が早くなることがあります。
紫外線を多く浴びる
紫外線を浴びることは、リクガメが食事からカルシウムを吸収し、健全な甲羅や骨を育てるために不可欠です。普段からケージ内で紫外線ライトを浴び、時々日光浴(散歩)をさせることで、活発に動いて食事量もしっかり維持され、本来持っている健やかな成長につながります。
多頭飼いの場合は個体差がでやすい
ギリシャリクガメやロシアリクガメなどの小型リクガメは、同じケージで多頭飼いすることがあります。その場合、強いリクガメが餌をたくさん食べてしまい、弱いリクガメの食事量が減ってしまうことがあります。
多頭飼の場合は別々の皿に分けて餌を与えることが望ましい。また、オス同士は甲羅をぶつけ合って争うことがあるので、できれば別々のケージで飼育する方が良いでしょう。
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成長が早いことが良いとは限らない
ギリシャリクガメやロシアリクガメの寿命は20年とも30年とも言われ、他のペットと比べて非常に長く付き合える動物です。リクガメは野生下のように、時間をかけてゆっくりと成長していくのが本来の姿と言われています。大切なペットとできるだけ長く、健やかに一緒に過ごすためにも、成長のペースは意識してあげたいポイントです。
また、リクガメは緩やかに成長した方が、甲羅が綺麗になると言われています。そのため、早く成長するリクガメフード(人工飼料)ではなく、野菜や野草のみで飼育する愛好家が少なくありません。
それでも、リクガメを野菜や野草だけで飼育するのは、栄養面で不安を感じるという場合は、主食を野菜や野草にして、リクガメフードは補助的に与えると良いでしょう。
リクガメの栄養バランスフード
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