猫を迎える方法は、主に「買う(購入)」「貰う(護渡)」「拾う(保護)」の3つがあります。猫を飼いたい人は、飼って後悔しないためにも、これらに関する注意点を事前に知っておく必要があります。
飼う猫を選び前に、まずは家庭にあったタイプの猫を考えてみましょう。猫の種類や容姿、性格、性別など、様々な特徴を事前に知っておきたいところです。予想外の出会いを果たした時も役立ちます。
事前に知っておきたい猫の特徴
雑種と純血のメリット・デメリット
雑種は、容姿や性格が豊かで、丈夫な体質の子が多いというメリットがあります。子猫の場合は成長後の容姿や性格が予想しにくいことがあります。これをデメリットととるのか、メリットととるのかは飼い主さん次第です。
純血種は、容姿や性格が血統によってある程度は決まっています。子猫の場合でも成長後の姿がなんとなく予想できるので、家庭に合った種類を選ぶことができるというメリットがあります。純血種は雑種よりも発症しやすい病気があるというデメリットがあります。健康管理に注意が必要です。
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性別による性格の違い
基本的にオス猫の方が甘えん坊で子供っぽい性格です。これはメス猫のように、子供を育てるための防衛本能がないためだと考えられています。フレンドリーで人懐っこいとも言えます。
メス猫は子供を産み育てるという立場から、大人びた性格になりやすいようです。メス猫は温厚な性格ですが、ちょっとワガママな小悪魔タイプもいます。もちろん、個体差はあるので一概には言えません。
猫を迎える3つの方法
どんな猫を飼いたいのかイメージができたら、迎える方法を選びましょう。「拾う(保護)」という偶然の出会いもありますが、猫を初めて飼う人は、経験者に相談しながら選べる「買う(購入)」や「貰う(護渡)」が安心です。
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「拾う(保護)」
偶然の出会いで、猫を拾ってしまう人も多いことでしょう。子猫の保護は決して悪いことではありませんが、迎えてからやっぱり飼えないと後悔するのではかわいそうです。見付けてしまって、もし飼えないようだったら地域で保護活動などをしている人に相談してみましょう。
外で生活していたため、病気などの心配があります。時には医療費がかかる場合もあります。また、猫を迎えてから環境の変化に慣れるまで、時間がかかることもあります。
「猫スポット」と呼ばれる、猫がたくさん暮らしている地域があります。猫スポットの猫は、地域で去勢・不妊手術をして数頭を管理していることもあります。また、猫がいることを観光の目玉にしている場所もあります。そのような場所から無断で猫を連れ帰ってはいけません。
「買う(購入)」
純血種の子猫を飼いたい人や、いろいろな猫を見てから決めたい人に向いている方法です。費用はかかりますが、希望の猫を選ぶことができます。ペットショップや信頼できるブリーダーに相談しても良いでしょう。
信頼できるブリーダーなどを探すために、実際に足を運んで母猫や生活環境を確認しましょう。中には不衛生な環境で飼育する悪質なところもあるので、実際に見に行くことが大切です。
「貰う(護渡)」
動物病院や動物保護団体、知人などが保護した猫を譲り受ける方法です。地域によっては保健所が護渡を行っているところもあります。野良猫や捨て猫を貰うという点では「拾う(保護)」と同じですが、飼う猫を選べるので、種類や性格の選択肢は広がります。また、病気などのケアがすでに済んでいる、もしくは病気などが明らかになっているケースが多いようです。
動物保護団体などでは、飼い主さんの適正を判断するために、身分証明書や生活環境の確認を行うことがあります。保健所などでも講習会の参加を義務づけているところもあります。
インターネットでは、保護した猫の里親を探すために、里親募集サイトを運営している団体や個人がいます。どのような方法でも、実際に猫を見て選ぶことが重要です。
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