猫の爪とぎグッズは、ダンボール素材のものが人気です。猫の爪とぎは習慣的な行動なので、爪とぎグッズはいずれボロボロになる消耗品です。ですから、ダンボール素材は、安価で取り替えやすいので最適と言えます。
スーパーなどで貰えるダンボールを利用して、爪とぎグッズを手作りする人もいます。自作する時のポイントなどについても紹介していきます。
おすすめの猫の爪とぎグッズ
ダンボール素材できたおすすめの爪とぎグッズを2タイプ紹介します。
どちらも爪とぎと猫ベッドの両方を兼ね備えた商品です。デザインが可愛いので是非チェックしてみてください。
ボウルタイプ(円形型)
この商品は、帯状のダンボールを巻いてボウル型にした爪とぎグッズです。爪とぎとして使わない時は、猫のベッドとしても活用できます。
この商品の構造はとてもシンプルで、丸型の外枠の中に、巻いたダンボールを少しずつズラしてはめ込んだだけです。内部にはめ込んだダンボール部分は消耗品として交換することができます。交換用の爪とぎも販売されています。
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ベッドタイプ(長方形型)
この商品は、複数の細長いダンボール素材を束ねてベッドの形にしたものです。爪とぎとして使っていない時は、猫用ベッドとして利用できます。両面ともダンボール素材を使っているので、片面がボロボロになっても、反対面を使うことができるので、長くご利用できます。デザインは「猫柄」「花柄」の2種類から選ぶことができます。
ダンボールで爪とぎを手作りする時のポイント
今回紹介した2つの爪とぎグッズの構造をご覧になれば分かるように、ダンボールで爪とぎを手作りする場合は、帯状のダンボールを巻いていく「円形型」と、複数の細長いダンボールを束ねていく「長方形型」の2タイプがあります。
「円形型」の手作り方法
幅10cmの切った帯状のダンボールを、直径40cmになるまでグルグルと巻いてガムテープなどで接着するだけで完成です。猫が爪とぎをする時に、ゴシゴシと強く爪を擦るので、爪とぎグッズが動かないようにある程度の重さが必要です。ですから、幅10cm以上、直径40cm以上が必要となります。
帯状のダンボールの幅が狭すぎると、バラけてしまったり変形してしまったりする原因になるので注意が必要です。ダンボールを帯状に切る際には、巻きやすいようにダンボールの目の向きに注意しましょう。
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「長方形型」の手作り方法
5㎏までの小さな猫であれば、10cm×45cm×25cm程度の爪とぎのサイズで十分です。
幅10cm×長さ45cmに切ったダンボールを25cm程度になるまで束ねていけば完成です。
複数の細長いダンボールを接着剤でつけていき、麻縄を巻いて補強しておくと良いでしょう。
粉末マタタビを少量かける
せっかく手作りした爪とぎグッズを猫が使ってくれない場合もあります。そんな時には自作の爪とぎグッズに粉末マタタビを少量だけ振りかけると、猫が使ってくれることがあります。
マタタビの効果は、どんなに反応の良い猫でも20分程度で通常の状態に戻りますが、あまりにも強烈過ぎて呼吸困難を引き起こす猫もいるので、一度に多量のマタタビを使用しないように注意しましょう。ただし、マタタビの効果は個体差があり、マタタビを使用しても全く興味を示さない猫もいます。
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