犬が覚えたはずの「オテ」や「フセ」を突然しなくなった、犬が急に言うことを聞かなくなる、このような経験がありませんか?
困った行動をさせないように環境を整えたり、叱らず褒めるしつけを実践しているにも関わらず、トレーニングが上手くいかない。そんな時は犬をしつけるやり方に原因があるのかもしれません。
犬が言うことを聞かなくなる原因
犬が言うことを聞かなくなる原因については様々なことが考えられてますが、トレーニングのやり方が間違っていることが原因のひとつとして挙げられます。トレーニングの見直しポイントを1つひとつ確認していきましょう。
メリハリをつけてハッキリ発声
「オスワリ」「オテ」「フセ」「マテ」などの指示語を犬がなかなか覚えてくれない原因として、飼い主さんの発声が不明瞭なのかもしれません。犬への指示語を発声する時は、メリハリをつけてハッキリと優しく発声することを心掛けましょう。
また、指示語は毎回同じ口調で言うことが大切です。決まった口調で繰り返し行うと犬は習得しやすい。
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行動の主導権は飼い主さんが持とう
犬をしつけているつもりが、いつの間にか飼い主さんがしつけられていることがあります。「遊ぼう」「フードちょうだい」など、犬のおねだりにすべてすんなり応えていると、「要求すれば思い通りになる」と犬が学習してしまい、飼い主さんの指示に集中できなくなる原因になります。
行動の主導権はあくまで飼い主さん側で持つことが大切です。おねだりにそのまま応じるのではなく、一度「オスワリ」などの指示を出して、上手にできたら願いを叶えてあげるなど、飼い主さん主導のコミュニケーションを意識しましょう。
褒めるタイミング
犬が良いことをしたら、すぐに褒めてあげることが大切です。たとえば、「オテ」を指示して犬の前足が飼い主さんの手に乗ったら、すぐにフードを差し出して「イイコ」と褒める言葉を言います。
褒めるタイミングが遅いと、犬は自分の行動とごほうびを結びつけられません。それで、いつしか「オテ」や「フセ」をしなくなったという状態に陥るわけです。
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ルールは家族で統一
犬がお母さんに飛びつくと無視されるけど、お父さんに飛びつくと抱き上げてくれる、これでは人に飛びつくことが悪いことなのか良いことなのか犬は分かりません。犬がやって良いこと、悪いこと、「オテ」や「フセ」などの指示語などのルールを統一することを再確認しておきましょう。
トレーニング時間が長過ぎるのはNG
犬は人間ほど集中力が持続するわけではありません。つい飼い主さんの方が夢中になってトレーニング時間が長過ぎると、犬は集中力が途切れてしまいます。
そうなると、いつもできていることでも犬はできなくなってしまいます。これが原因で、犬が言うことを聞かなくなると飼い主さんが勘違いしていることがあります。
1回のトレーニングは5分程度で、短く切り上がるのがポイントです。短いトレーニングを数多く繰り返すことが重要です。「15分のトレーニングを1回」よりは「5分のトレーニングを3回」の方が効果的です。
トレーニングは楽しむことが大切
なかなか犬が言うことを聞かないからといって、飼い主さんが焦ったり、イライラしたりすると、その気持ちが犬にも伝わってしまいます。それではせっかくのトレーニングが嫌なものになってしまいます。トレーニングは飼い主さんと愛犬が楽しく暮らすために楽しく実践するものです。
焦ってしまうと、飼い主さんも犬もトレーニングが楽しくなくなってしまい、次第にトレーニングをしなくなってしまいます。犬のトレーニングは「オテ」ができたら、今度は「フセ」に挑戦してみるという具合に、段階的にトレーニング・メニューを増やしていくと良いでしょう。
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