犬のしつけは、いつから始めるかが重要です。
子犬のうちから始めると効果的ですが、子犬だからまだしつけるのは可哀相と、ずるずる先延ばしにしがちです。
きちんとしたしつけを行わずに好き勝手にしておくと、噛み癖や無駄吠えで飼い主さんを困らせるばかりか、犬自身の危険にも繋がります。
犬のしつけはいつから?
子犬のしつけは、可哀そうだからついつい後回しにしがちですが、できるだけ早期から始めることが重要です。
特にトイレのしつけは、家に来たその日から始めるのが基本です。
ただし、犬が新しい環境に慣れるまで1~2週間ほどかかるので、その期間は過度なトレーニングは控え、まず環境に慣れることを優先とします。
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生理的なしつけ
生理的なしつけとは、トイレの場所を覚えさせるといった、生活する上で必ず起こる生理現象に対してのしつけです。
「1〜2週間は環境に慣れさせる期間」とお伝えしましたが、トイレだけは別。子犬でも成犬でも、新しい環境に移動したその日のファーストアクションとして、正しいトイレの場所に誘導してあげるのが成功のコツです。
社会的なしつけ
社会的なしつけとは、犬のストレス耐性や性格形成の基本となるものです。
犬の体のどの部分を触っても大丈夫なようにしたり、周囲の音にならしたり、いろいろな人や物に慣らしたりと、新しい環境での社会性を身につけるためのしつけです。
社会的なしつけを始めるのも、できるだけ早いほうが良い。
しつけをするタイミングがずるずると遅れてしまうと、無駄吠えや噛み癖を起こす原因になります。
実践的なしつけ
実践的なしつけとは、「フセ」「マテ」「スワレ」などの生活するうえで必要な実践的なしつけのことです。
まずは、子犬が新しい環境に慣れてから、噛み癖や無駄吠えなどを抑える社会的なしつけを行い、その後に、徐々にフセやマテなどの実践的なしつけを行うのが良いでしょう。
ただし、そこそこ成長してからしつけを行うのは、なかなか難しいことなので、実践的なしつけも子犬のうちに行っておくと良いでしょう。

噛み癖は生後4カ月頃までにしつける
いつから噛み癖を無くすためのしつけを行えば良いのか?それは子犬のうちに始める必要があります。
子犬の甘噛みについては、生後4カ月頃までに抑制できるのが望ましい。
子犬が強く噛んできた時に、「痛い!」と注意を引く声を出して、噛んでいる口を離したら褒めてあげるということを繰り返ししつけていきます。
しつけは褒めるタイミングが重要
しつけがうまくいかない原因の1つに、褒めるタイミングがずれていることが考えられます。
しつけの基本は、犬が間違った行動を止めて、望ましい行動に変わった時に褒めてあげるということです。
犬を褒めるタイミングは、望ましい行動をしてから1~2秒以内に褒めてあげるのが良い。
褒めるタイミングが遅れると、犬にとっては行動と褒められたことが結びつかないため、効果的にしつけることができない場合があります。
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犬のしつけでやってはいけない事
犬のしつけは、褒めてしつけるトレーニング方法が基本です。
褒めることで覚えさせるしつけ方が良いとされていますが、しつけ方によっては、やってはいけない事もあります。
頻繁に犬を抱っこするのはNG!
犬を抱っこすることは、スキンシップにもなるのですが、抱っこ癖をつけてしまうと、後々困ったことになる場合があります。
そもそも犬は、抱っこされることがあまり好きではなくストレスを感じていることが多いと言います。
犬が抱っこされている時に、あくびをしたり、鼻の頭を舐めていたらストレスを感じてるサインです。
犬に噛まれるよくあるケースで、飼い主さんに抱かれた状態の犬を撫でようとして手を噛まれてしまうということがあります。
犬にとっては抱かれている状態なので、知らない人が近づいてきて怖くても逃げられないので、つい噛んでしまうということがあります。
また、散歩の時にずっと犬を抱っこしたままでいると、地面を歩く経験や他の犬・人と触れ合う「社会化」の機会を逃してしまい、結果として警戒心の強い怖がりな性格になってしまうことがあります。
散歩の歩き方に注意!
散歩の時に、犬に好き勝手な歩き方を許していることは、犬自身も危険ですし、飼い主さんのほうも疲れてしまいます。
犬がぐいぐい引っ張るように歩いたり、足にまとわりついてきたり、急に左右にそれて歩いたり、車との接触や周囲の人たちの歩行の邪魔になる恐れがあります。
ただし、散歩中は終始、飼い主さんの左側について歩くようにする必要はありません。
肝心な時には、きちんと飼い主さんの横を落ち着いて歩けることが、犬の安全を守ることに繋がります。
散歩中に、きちんと飼い主さんの横について歩けた時や、「マテ」「ツイテ」などができた時に褒めてあげること繰り返しながらしつけを行っていくと良いでしょう。
散歩中に褒めてあげる時のアイテムとして、愛犬がお気に入りのオモチャや、一口で食べられる小粒のおやつ(トリーツ)を持っていくと、タイミングを逃さず褒められるので効果的です。

困った行動を制止する時は愛犬の名前を呼ばない
犬のしつけ方は褒めることが基本ですが、どうしても間違った行動を止めさせたい場面もあります。
その際、愛犬の名前を呼んで「○○ちゃん、やってはダメ!」と注意すると、自分の名前を呼ばれるたびに、嫌な記憶を思い出して萎縮してしまうことがあります。名前を呼ぶのではなく、「ダメ」「ノー」などの短い指示語(コマンド)で伝えるようにしましょう。
このような状態では、犬のしつけはうまくいきません。
愛犬の名前を呼ぶ時は、良いことや楽しいことに結びつけてあげましょう。
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