犬がゴミ箱をあさる理由と対策

犬がゴミ箱をあさるので、部屋中にゴミが散乱して大参事…このようなことでお悩みの飼い主さんは少なくありません。一度、このイタズラを覚えてしまった犬は、何度も繰り返しゴミ箱をあさる傾向があります。

それでは、犬がゴミ箱をあさる理由とはどのようなことが考えられるのか?イタズラを止めさせるための対策はあるのか?今回は、これらについて解説していきます。

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犬がゴミ箱をあさる理由

犬-ゴミ箱をあさる-原因-対策-仰向け-画像犬がゴミ箱をあさる原因は、様々なことが考えられますが、犬の好奇心によるところが多いと思われます。初めはただの暇つぶしだっかのかもしれません。ゴミ箱に中に何が入っているのかあさってみると、食べ物が入っていた袋やお菓子の食べカスなど、犬が好きな物を次々と見付けることができたという経験が、ゴミ箱ををあさる理由として考えられます。

犬はゴミ箱をあさると何か良い物が見付かるかもしれないと学習してしまい、飼い主さんの目を盗んでは、何度も繰り返しゴミ箱をあさるようになります。人間にとってはただのゴミが入った箱でも、犬にとっては好奇心を刺激する良い物がたくさん詰まった宝箱になってしまうわけです。

その他にも、犬のストレス解消や、狩猟本能の影響も考えられますが、おそらく最初のきっかけは、ゴミが入れられていく箱の中身に、何となく好奇心があったというだけだと思われます。ゴミ箱の中身がどうしても気になってしまう犬に悪気はないのです。

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犬がゴミ箱をあさる対策

ゴミ箱を置かない

犬が生活するスペースにゴミ箱を置かないというのが、最も効果的な対策と言えます。ゴミ箱がなければあさる理由もなくなるので、犬はイタズラのしようがありません。ただし、家庭環境によってゴミ箱を無くすことは現実的に難しい場合が多いです。そんな時はゴミ箱を替えたり、置く場所を変えたりしてみてはいかがでしょうか。

蓋付きのゴミ箱に替える

犬がゴミ箱に興味を示す原は、ゴミ箱の中身が見えていたり、中のニオイが漏れているからゴミ箱をあさるということも考えられます。その対策として、蓋付きのゴミ箱に替えると良いでしょう。どうせ新しいゴミ箱を買うのであれば、オシャレなデザインで使いやすい物を選びたいものです。このオススメの商品は、本体がステンレス製でスタイリッシュなデザインになっています。蓋が閉まる速度をゆっくりにする仕組みになっているので音が静かで使いやすい。

ゴミ箱を高い場所に置く

犬がイタズラをしないように、ゴミ箱を高い位置に置くことも対策として有効です。棚の扉などフックで掛けて使うタイプのゴミ箱が市販されているので、このような商品を利用すると良いでしょう。また、トートバッグなどの内側にゴミ袋を敷いたものを壁に掛けて、壁面用のゴミ箱として代用しても良いでしょう。

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イタズラ対策のしつけ

普段から落ち着いている犬を褒める

犬-ゴミ箱をあさる-原因-対策-画像犬がゴミ箱をあさる対策として、止めさせるために叱るしつけをやりがちですが、犬のしつけは「褒める」ことが基本です。まずは、室内で落ち着いて生活していられた犬を褒めてあげましょう。犬が大人しくしていることが当たり前のことではなくて、イタズラをしたい気持ちをぐっと押さえて落ち着いて生活できた犬に対して、言葉で褒めたり優しく触ってあげるようにしましょう。

初めのうちは犬の方も何で褒められたのか分からないかもしれません。しかし、繰り返しやっていくにつれて、「大人しくしていると良い事がある」と犬は学習していきます。飼い主さんが犬にやってほしい事や、好ましいと思っている事ができたら、積極的に褒めてあげることが大切です。褒めるタイミングは犬が良い行動をとった直後に褒めてください。時間が経ってから褒めても犬は何で褒めれたのか分からないの褒め方には注意しましょう。

飼い主さんと犬とのコミュニケーション不足が理由で、その寂しさから犬がゴミ箱をあさるなどのイタズラをしてしまうこともあります。普段から犬と触れ合う時間を大切にして、お互いが良い関係を築くことが重要です。

犬がイタズラをしても騒がない

ちょっと外出している間に犬がゴミ箱をあさって、部屋中にゴミが散乱している。そんな光景を目撃しても飼い主さんは大きな声を出して騒いではいけません。ここで騒いでしまうと、犬は飼い主さんが喜んでいると勘違いしてしまいます。叱りたい気持ちをぐっと押さえて、イタズラをしてしまった犬を無視しながら、淡々と部屋を片付けましょう。

すると、犬はゴミ箱をあさると飼い主さんから無視されて褒めてくれない、室内で落ち着いて過ごしている時は飼い主さんんが褒めてくれる。飼い主さんが褒めてくれるためにはどうしたら良いのか考えるようになります。室内で落ち着いて生活している犬を普段から褒めていないと、このような効果は得られないので、イタズラ対策のしつけは「褒める」ことが大切です。

子犬のうちはイタズラを繰り返す傾向がありますが、飼い主さんと犬が信頼関係を築くことができれば、2歳くらいから徐々に落ち着いていくことが多いです。根気良くコミュニケーションをとっていくことが大切です。

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