見てるだけで癒される仕草や表情、犬はペットの中でも人気の高い動物です。
そして、犬と暮らすことは楽しいだけでなく、様々なメリットがあります。
犬を飼うと、犬にとってお散歩が必要になるので、一緒に飼い主さんも運動が必要になり、健康向上に繋がります。
愛犬と触れ合うことで、笑顔が生まれ、心が豊かになります。
また、ペットのお世話をするということが生きがいにも繋がります。
このように、犬を飼うことで心のケアにも繋がるのです。
犬を飼ってみたいけど、どんな準備が必要なのか分からない、トイレなどのしつけが大変そう、など初めて犬を飼う初心者には心配なことも多い。
そこで、今回の記事では、初めて犬を飼う時に準備するものや、知っておくべきしつけのポイントなどを紹介します。
初心者でも飼いやすい犬種ランキング・ベスト3
犬の散歩をして大事に我が子のように連れて歩く姿を見かけると、「いいなぁ」と常々思っている方は、今が飼い時かもしれません。
犬を飼っている近所の人が羨ましく、自分も飼ってみたいと思うようになるのはよくあることです。
初めて犬を飼う時の犬種は小型犬をおすすめします。
初心者でも飼いやすい人気の犬種ランキング・ベスト3は次のとおります。
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第1位『トイ・プードル』
原産国:フランス
体高:28cm以内
体重:3㎏
価格:20~60万円
性格:とても賢い、遊び好き
日本中のペット犬の約4分の1がトイ・プードルだと言われているくらい大人気です。
性格がおとなしく、賢い。毛が抜けずらいことも人気の理由です。
第2位『ロング・チワワ』
原産国:メキシコ
体高:15~23cm
体重:3㎏以下
価格:20~40万円
性格:マイペース、自分勝手
ロング・チワワは、犬の中で一番小さいと言われている犬種です。体重も1~3㎏にしかなりません。
原産国は、メキシコのチワワ州というところで生まれたから「チワワ」と言います。
チワワには、長毛タイプのロング・チワワ以外にも、短毛タイプのスムース・チワワもいて、こちらも人気があります。
第3位『柴犬』
原産国:日本
体高:37~40cm
体重:9~14㎏
価格:8~20万円
性格:主人思いの忠犬、警戒心が強い
今海外でも人気の柴犬、従順で忠実、献身的な性格な特徴です。
柴犬は、大人になると体重も増えてきて、9㎏くらいになり、散歩の時にぐいぐい引っ張ってしまうことがあるので、シニアが飼うには少し大変なところもあります。
シニア世代が初めて犬を飼う時は、愛犬が大人になった体重が5㎏以下の愛玩犬がおすすめです。
体力的なことを考えると、小型犬がおすすめです。
愛玩犬とは、可愛がることを目的に、主に室内で飼われる小型犬のことです。
具体的に愛玩犬に適している犬種は、チワワ、プードル、シーズー、マルチーズ、パピヨンなどが代表的です。
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準備するものと費用
犬を飼うと楽しいことはたくさんありますが、その反面お金がかかるということもあります。
サークル、キャリーケース、ペットシート、ベッドなど、必要なグッズを準備するにも費用がかかるのです。
さらには、毎日のドッグフード、トリミング、ペットホテルなど、日々の飼育費用もかかります。
その他にも医療費がかかることもあります。たとえば白内障や骨折などでは約20万円の医療費がかかります。
予防接種には、義務のものと任意のものと様々ありますが、狂犬病の予防ワクチン、混合ワクチン、フィラリア予防など、やらなければいけないことはたくさんあります。
定期的にいろいろな予防接種を受ける必要があるのです。
愛犬も家族の一員として、最後まで世話をする覚悟が大切です。
やるべき予防
●狂犬病の予防接種(義務)
●混合混合ワクチン(任意)
●フィラリアの予防薬(任意)
散歩の心得
基本的に散歩は、飼い主さんが行きたい方に、飼い主さんが行きたいペースで行く、犬に合わせて行くものではありません。
散歩は、犬のペースではなく人のペースで歩くことが大切です。犬が走ろうとしても人は走ってはいけません。
犬に主導権を与えてしまうと、飼い主さんよりランクが上だと勘違いしてしまうからです。
散歩の時間は犬がトイレを済ます時間だと勘違いしがちですが、犬の散歩の時間は、犬のトイレの時間ではありません。
犬のリフレッシュと飼い主さんのコミュニケーションの時間です。
マナーとして、トイレは散歩の前に自宅で済ませておきましょう。
もし、外でオシッコをした場合は、マナー水をかけ、ウンチをしたらビニール袋で回収するようにしましょう。
また、愛犬が散歩に慣れない時は、おやつを持ちながら誘導し、うまくできたら褒めて、おやつをあげると良いでしょう。
小型犬の場合、散歩の頻度は1日20分を2回でOKです。
それに加えて、家の中でおもちゃで遊んであげると、運動不足にはならない。
予防接種まで外の散歩はNGです。子犬の頃で免疫がきちんとできるまでは外の散歩はできません。
食事の心得
犬の食事には注意すべきことがいっぱいあります。
犬は、食物繊維の消化が苦手なので、植物などの硬いものがあまり食べられない。
また、人向けの味付けは食べられないので、人の食事を与えることはNGです。
特にカレーや肉じゃが、ハンバーグなどは、玉ねぎが入っているので犬が中毒を引き起こす恐れがあります。
食べ物によっては中毒を起こしてしまうものもあるので注意が必要です。
犬にとっては、毒性の物質が含まれている食べ物もあり、中毒を引き起こすと嘔吐や下痢、食欲不振などの症状があらわれる場合があります。
かわいいからといって、何でも与えないように気をつけましょう。
犬に与えてはいけない食べ物
×玉ねぎ
×チョコレート
×ぶどう
×アボカド
×ナッツ
トイレのしつけ
家の玄関を入った途端に、オシッコのシートが置いてあって、また居間にもオシッコのシートが置いてあって、部屋中がオシッコのシートになっている。
そうすると、部屋全体が犬小屋みたいになるので、困ったものです。
初めて犬を飼う場合は、犬がトイレの位置をきちんと覚えてくれるのか不安になることがあります。
犬がトイレに慣れていないうちは、家の中のあちこちオシッコをしてしまうこともあります。
それでも、犬が間違ったところでオシッコをしてしまった場合は、決して叱らないことが大切です。
犬のしつけには、基本的に叱ることが必要ですが、トイレのミスで叱ってしまうのはNGです。
飼い主さんからすれば「そこでオシッコしないでね」と叱っているつもりでも、言葉が通じない犬にとっては「オシッコをしたら怒られる」と勘違いしてしまう。
すると、犬にとっては排泄自体がダメなこととして覚えてしまうので、体調不良になる恐れがあります。
犬が間違った場所で排泄した場合は、叱らずに片付けてして、ニオイが残っているとその場所がトイレになってしまうので、消臭スプレーでニオイを消します。
まず、愛犬のトイレのタイミングを知ることが大切です。たとえば、食事の後とか、散歩の後とか、朝起きて何分後とか。
犬の生活リズムを記録することで、オシッコの時間もだいたい分かってきます。
オシッコの時間になったら、ケージの扉が閉まった状態で犬を抱っこして上から入れます。
しばらく経って犬がオシッコをしだしたら、している最中にオシッコの時の掛け声をかけてください。
掛け声は何でも良いですが、たとえば「ワン・ツー・ワン・ツー」など毎回1つのフレーズに決めて繰り返すと、犬が掛け声を聞くと排泄したくなります。
排泄をしたら、扉を開けてケージから犬を出させます。すると、足の裏に感じるペットシートの感触でトイレの場所を覚えていきます。
さらに慣れてきたら、オシッコの時間にケージの扉を開けたままにしておいて、抱っこで上から犬を入れるのではなくケージの中へ誘導するようにします。
すると、犬は自らケージに入り、ペットシートの感触により排泄をするようになります。
そして、成功した時にだけ、褒めておやつをあげるようにしましょう。
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