仕事や旅行で家を留守にした時に、愛犬をひとりぼっちにして大丈夫なのか?
愛犬の留守番は何時間までが限界なのだろうか?
そもそも犬は仲間と一緒に暮らす動物なので、ひとりぼっちになると精神的に負担がかかります。
ですから、愛犬を長時間ひとりぼっちにすることは止むをない事情がある時だけにすることが大切です。
今回の記事では、犬の留守番の限界時間や長時間の留守対策について紹介します。
犬の留守番は何時間までが限界?
犬はひとりぼっちがとても苦手な動物です。愛犬に留守番をさせるのは、飼い主さんの事情で止むをない時のみにしておくということが前提にあります。
愛犬の留守番は何時間までが限界なのか?長時間の留守番は可能なのか?これは、愛犬の性格やこれまで生活してきた環境にもよりますが、ケージ・おもちゃ・トイレを配置をしっかり行った環境で12時間が留守番の限界時間でしょう。
ただし、犬はそれぞれ性格に違いがあるので、5、6時間の留守番でも限界の場合もあります。
犬の留守番の限界時間は、愛犬の精神的な負担も考えて判断してあげることが大切です。
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愛犬の性格によっては、ひとりぼっちで不安を感じると何時間もトイレができないワンコもいます。
対策としては、急に長時間の留守番をさせるのではなく、徐々に慣らしていくことが重要です。
また、おやつが入れられるおもちゃなどを用意して、ひとりぼっちでも退屈しないように工夫すると良いでしょう。
犬はひとりぼっちが苦手
そもそも犬は仲間と一緒に暮らす動物でひとりぼっちが苦手です。
広い部屋にぽっつんとひとりぼっちで留守番していると不安になってしまいます。
でも犬は狭くて暗くて静かなところを好みます。
部屋の中にそんな場所があれば、ひとりを楽しむことができるはずです。
愛犬の留守番対策には、クレートを一頭にひとつずつ、それからケージも準備しておくと良いでしょう。
そしてクレートの中に愛犬のお気に入りのおもちゃを入れるなどして、その場所が愛犬にとって居心地の良い場所なるように工夫しましょう。
実は、飼い主さんと離れるのが苦手な犬は、生活環境が影響して日本に多いと言われています。
このような症状のことを「分離不安症」といい、どうしても愛犬が留守番ができないという場合は専門家に相談すると良いでしょう。
留守番中に長時間吠える!犬の分離不安症
犬は近くに仲間がいないと不安でたまらない動物です。
不安のあまり、ひとりぼっちになると、飼い主さんが戻るまでずっと吠えることがあります。
ひとりで留守番ができずに吠え続けていては近所迷惑になってしまいます。
すでに述べていますが、犬には分離不安症という症状があります。
もしも愛犬が飼い主さんの留守中に不安で吠え続けているようでしたら、専門家に相談することをおすすめします。
そもそも犬は群れで暮らしていた動物です。
そのため仲間意識が強く孤独が苦手ですが、分離不安症の場合は孤独に関する嫌悪感や不安感が極端なのが特徴です。
分離不安症の場合は不安から様々な症状があらわれます。
たとえば、飼い主さんが外出の準備をしている時から愛犬が不安でソワソワと落ち着きがなく、急に息づかいが荒くなったり、よだれをたらすなどの症状があらわれます。
このように愛犬の気持ちが不安定な状態で飼い主さんが外出すると、長時間吠えることになるので困ってしまいます。
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愛犬が静かにしている時はほめるタイミング
そもそも犬はなぜ吠えるのか?それは飼い主さんに伝えたりことがあるからです。
遊びたい時や寂しい時、興奮している時、不安な時など、犬はその時の気持ちを吠えることで表現しているのです。
飼い主さんは、愛犬が吠え続けると近所迷惑になるので困ってしまいます。
そんな時に愛犬が吠えるのを止めさせようとするかわりに、静かにしている時に愛犬を普段からほめてあげるのはどうでしょうか。
静かにしている時間は、全て愛犬をほめるタイミングと考えると、愛犬の無駄吠えがなく飼い主さんが叱る必要のない良い関係を築けるのではないでしょうか。
人間と犬の関係は、人の都合の良いようになりがちで、広い敷地に住んでいる時は番犬として吠えることを要求して、マンションに住んでいる時は近所迷惑にならないように静かにするように要求します。
ですから、飼い主さんのために吠えるのを我慢してくれている愛犬をほめえあげる必要があるのです。
愛犬が留守番中に部屋を散らかす
愛犬に留守番させてから家に帰ってみると、部屋の物があちこちに散乱しているというケースがあります。
しかし、留守番中に愛犬が部屋を散らかすのはほんの出来心なのです。
初めのうちはひとりぼっちで退屈しのぎに、物を引っ張ってみたり、ゴミ箱をひっくり返してみたりしていたら、だんだん面白くなってきて我を忘れて部屋を散らかし放題になってしまったのでしょう。
最初は些細な出来心でも、面白かったことは愛犬の記憶に残ります。
また、ひとりぼっちの寂しさから、ついつい、いたずらをしてしまうこともあります。
そのため、放っておくとまた留守番中にいたずらを繰り返してしまうので、愛犬の気をまぎらす対策が必要です。
愛犬の留守番対策
愛犬を留守番上手にするためには、いきなり高いハードルを試さずに、少しずつ慣らして留守番はこわくないという自信をもたせることが大切です。
ステップ1
ケージを準備し、その中にトイレとおもちゃをセットして愛犬を入れます。
まずは、留守番させる前に、十分に環境に慣らします。
ステップ2
愛犬がケージで過ごすことに慣れたら、留守番する際にステップ1と同じものを準備して出かけます。
使用するおもちゃは、おやつを中に入れられるタイプなど、ヒマつぶしに適したものが良いでしょう。
おもちゃで遊ぶと中からおやつが出てくる、いつもと違う特別なおもちゃが留守番の時にだけでてくれば、愛犬のやる気アップに繋がります。
ステップ2で上手くいかない場合は、もう1度ステップ1からやり直して、上手くいくように徐々に慣らしていきます。
留守中の見守りカメラ
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