犬の拾い食いをやめさせる方法と原因!防止グッズには近距離グリップ付きリード

散歩中は犬の嗅覚を刺激する物がたくさんあります。犬は、道に落ちている物に興味を示し、ついつい口の中に入れたくなるものです。

しかし、得体の知れない物を拾い食いしてしまうことは、体調不良の原因になります。今回は犬の拾い食いをやめさせる方法について紹介します。

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犬が拾い食いする原因

犬が散歩中に拾い食いしてしまう原因は2つの事が考えられます。1つ目は「ニオイにつかれ」拾い食いしていまうという点です。外には犬の嗅覚を刺激するニオイがいっぱいあります。犬が食べられそうだな、美味しそうだなと思ったら、ついつい咥えてしまいます。ですから、飼い主さんは散歩中にいつも注意する必要があります。

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2つ目の原因は、落ちている物が「良い物だと勘違い」してしまうという点です。犬が拾い食いしようとした物を、飼い主さんがあわてて取り上げます。すると、犬は「すぐに取り上げるほど良い物なのか」と勘違いして、拾い食いが習慣化することがあります。

拾い食いの習慣化

散歩中に突然、愛犬が拾い食いしてしまい、飼い主さんがあわてて口からものを取り出す。そんなことを何回も繰り返しているうちに、犬は「飼い主さんが欲しがるほど良いものなのか」「今度は取り上げられる前に早く食べてしまうおう」このような勘違いが生じて、拾い食いが習慣になってしまうことがあります。

散歩中は犬が飼い主さんのすぐそば歩いているのが基本です。その散歩の基本さえ守っていれば、犬がニオイに刺激されて、落ちている物の方へ近づいていくことはないはずです。

犬-拾い食いをやめさせる-方法,原因-防止グッズ-画像

犬が、うっかり拾い食いしてしまうことは危険なことです。誤って腐った物を食べてしまったり、犬が消化できない物を食べてしまうことは、体調不良の原因になります。万が一、犬が誤食をしてしまった場合は、すぐに動物病院に連絡して指示を仰ぎましょう。素人判断で処置するのは禁物です。

普段から、ゴミが多く落ちている道は通らないようにするなど、飼い主さんが気を付けて、犬が拾い食いしないようにコントロールする必要があります。

犬の拾い食いをやめさせる方法

飼い主さんが気付いて拾い食いを回避

犬が拾い食いしそうなものがたくさん落ちていそうな道は、散歩コースに選ばないようにしましょう。次にリードを短く握って、前方を注意深く見て、拾い食いしそうな物が落ちていたら、それを避けて通るようにします。

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飼い主さんのそばを歩くことが好きな犬なら、そのままついてくるはずです。リードを引っ張らないようにフードで誘導すると良いでしょう。犬が落ちている物に行かずに、しっかり飼い主さんのそばを歩けたら、ごほうびのフードを与えます。これは犬に飼い主さんのそばにいた方が良い事があると理解させるためです。

犬-拾い食いをやめさせる-方法,原因-防止グッズ-散歩-画像

犬が拾い食いをしそうになったら

もし犬が拾い食いをしそうになったら、リードを短く持って犬の動きをすぐに止めるのが肝心です。リードを短く持つことで、犬の顔が地面に届かなくなるので、拾い食いを防止することができます。

その時に近距離用のセーフティー・グリップが付いたリードを使うと便利です。犬の拾い食い防止グッズには、口輪などが販売されていますが、強制的に犬の口を制限させてしまうのは可哀そうなので、個人的にはあまりお勧めしたくありません。できれば、リードの遠距離グリップと近距離クリップを使い分けて、飼い主さんと愛犬との信頼関係で拾い食いを防止したいものです。

このリードは、セーフティー・グリップ付きで、デザインも良いので、気になる方はチェックしてみてください。色はベージュとブラックがあります。伸縮性のリードは使っているうちにダメになってしまうことがあるのですが、この商品は丈夫だと評判です。

犬が口に入れた物を「チョウダイ」で交換

もし犬が落ちている物を口に入れたしまったら「チョウダイ」を行ってみましょう。フードを差し出し、それと引き換えで、犬がくわえた物を出させるようにするのです。出したら褒めてあげましょう。

万が一のことを考えて、普段から「チョウダイ」のトレーニングをしておくと良いでしょう。その時は、オモチャなどをくわえさせてからフードと交換します。

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