犬は褒めて育てる!褒めるタイミングを見逃していませんか?

犬は褒めて育てることが基本です。普段の生活で当たり前のように見える犬の行動も、良い行動ならやり過ごさずに積極的に褒めることが大切です。

適切なタイミングでどんどん犬を褒めてあげることが飼い主さんとペットの関係を深めるコツです。

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犬は褒めて育てる

飼い主さんが見逃しがちな犬を褒めるタイミングはいろいろあります。犬がたまたまとった行動でも、飼い主さんがしてほしいと思っている、あるいは好ましいと感じている行動であれば、言葉や優しく触ってあげるだけでも良いので積極的に褒めましょう。

最初はどうして褒められるのか犬の方も分かりません。しかし、それが繰り返されれば、犬は「こんな行動をとれば良い事がある」「良い事はどうしたら起こるのだろう」「飼い主さんの指示に応じたら良い事がありそうだ」このように考えるようになるのです。

飼い主さんの指示に従う気持ちがあれば、犬は飼い主さんにますます注目するようになります。犬を褒める機会も増えてお互いの信頼関係がよりいっそう深まっていくはずです。まずは普段の生活からペットの良い行動探しから始めて、褒める機会をどんどん増やしていきましょう。それでは、具体的にどのようなタイミングで犬を褒めて育てるのか、いくつかの例を挙げて解説していきます。

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犬を褒めるタイミング

ここでは、飼い主さんが見逃しがちな犬の褒めるタイミングについていくつか紹介します。

リードを付ける時にじっとして動かなったら

散歩に行く前には犬にリードを付けますが、この時にじっと動かず落ち着いていたら、すぐに褒めてあげましょう。犬は散歩に行きたい気持ちをぐっと押さえて大人しくしているので、このような我慢ができる子は、他の場面でも飼い主さんに注目して落ち着いていられるようになります。

散歩中に他の犬に吠えないですれ違えた時

犬-褒めて育てる-褒める-タイミング-散歩-画像散歩中に他の犬と出会って、相手の犬を吠えたり、リードを引っ張ったりしなかった時は、見逃さずにすぐに褒めてあげましょう。良い事があったら、その直後に褒めることがポイントです。時間が経ってしまうと、犬は何の事で褒められたのかが分からず、良い行動を学習することができません。

通りすがりの人や他の犬と出会うたびに犬が吠えているようでは、落ち着いて散歩できません。しつけの一環として吠えさせないことを褒めて覚えさせましょう。

道端のゴミに反応せずに通過できた時

散歩中は犬の好奇心を刺激する物がいろいろあります。道端に落ちているゴミも犬は興味を示して臭いを嗅いだりすることがあります。しかし、落ちている物の中には犬にとって害になる物もあるので、誤って拾い食いしてしまったら大変です。犬が落ちている物に反応せずに通り過ぎたら、すぐに褒めてあげて良い事があると教えます。この習慣は誤飲防止に役立ちます。

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チャイムが鳴っても吠えなかった時

チャイムが鳴るたびに犬が無駄吠えしてしまうと、来客者も飼い主さんもとても困ります。このような犬は家に来た人に対しても吠える傾向があります。チャイムが鳴っても犬が吠えなかった時は、その直後のタイミングですぐ褒めてあげましょう。犬は今は吠えなくても今後吠えることがあるので、褒めて育てることで吠えない習慣づくりを心掛けましょう。

外の物音に反応しなかった時

車のクラクションの音やトラックの荷台が閉まる音など、突然大きな音がすると犬が吠えてしまうことがあります。外で物音がするたびに犬が吠えていては近所迷惑になりかねません。外の物音に犬が反応しないで落ち着いていられたら、すぐに褒めてあげましょう。物音に吠えない習慣づくりは、犬の吠えグセの予防になります。

ドアを開けた時に飛び出さなかった

犬-褒めて育てる-褒める-タイミング-ドア-画像家の玄関を開けた瞬間に犬が飛び出すと事故やケガの原因になります。室内でもドアを開けたとたんに犬が走り出してきたら衝突の恐れがあるので危険です。大事に至る前に犬は褒めて育てることが大切です。ドアを開けた時に犬が飼い主さんより前に出ずに飛び出すことがなかったら、すぐ褒めてあげましょう。

飼い主さんの食事中に大人しくしていたら

人が食べる食事に犬は興味を示すことが多いですが、人間が食べても大丈夫な物でも、犬が食べると良くない食べ物はあります。また、ペット同伴可の飲食店では、周りに美味しそうな匂いが漂う中、犬は大人しく待っていなくてはいけません。そんな時に、犬が飼い主さんの食事を欲しがらずに大人しくしていたら、すぐに褒めてあげましょう。

お手入れ中に嫌がらなかった時

犬のお手入れは爪切りやシャンプーなどがありますが、いずれもお手入れ中は犬がじっと我慢する必要があります。そんな時に犬が嫌がらずに大人しくしていたら、お手入れが済んだ直後に褒めてあげましょう。

他にも飼い主さんがペットにしてほしいと思っている、あるいは好ましいと感じている行動であれば、言葉をかけてあげるだけでも良いので積極的に褒めましょう。犬は褒めて育てるポイントは、良い行動をとった直後のタイミングで褒めることが大切です。

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