インコの餌の食べ方は個体差があり、餌を上手に食べる子もいれば、餌をこぼしてしまう子もいます。なかには、餌入れにインコが入ってしまい、周りに餌を撒き散らす子もいます。本記事では、インコが餌を撒き散らす原因と、飛び散り防止の餌入れを紹介します。
インコが餌を撒き散らす原因
遊びとストレス解消
インコは好奇心旺盛な動物なので、身の回りのいろいろな物をおもちゃ代わりに使って遊ぶことがあります。特にセキセイインコは遊びが大好きで、高い所から物を落として、物が落下する様子を見て楽しむ個体もいます。
個体によっては、餌を撒き散らすことが遊びのひとつになっていて、この行為をすることでストレスを解消していることもあります。ストレスが原因でインコが餌を撒き散らす場合は、普段からインコの様子をじっくり観察し、何がストレスになっているのかを考える必要があります。
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発情による巣作り
特にメスのインコは、発情期になると狭い所に入りたがる傾向があり、餌入れが巣に丁度良い大きさだと思ったインコは、餌入れの中に入って巣作りを始めてしまうことがあります。餌入れの中を住みやすい空間にするために、インコがガサガサと動いて周りに餌を撒き散らすことがあるのです。発情が原因でインコが餌を撒き散らす場合は、発情期が終わればやらなくなります。
食べるのが下手
インコの食べ方は個体差があり、嘴で上手に殻を取り除いて食べる子もいれば、食べるのが下手でポロポロと餌をこぼしてしまう子もいます。なかには、好きなシードだけを選別する際に餌を撒き散らす子もいます。
インコの食べ方が原因で餌が飛び散る場合は、やめさせることは難しいですが、餌入れや餌自体を替えることで、インコが撒き散らす餌の量が少なくなることがあります。
飛び散り防止の餌入れ
インコが餌を撒き散らすと、ケージの周りや底が餌だらけになって後片付けが大変です。ケージの底に落ちた餌はフンが付いてしまうので再利用はできず、餌代の負担が大きくなります。
餌の飛び散り防止のためのペット用品は、ケージの下半分に装着する防塵カバーもありますが、これではケージの底に落ちる餌は防ぐことができないので、根本的な解決にはなりません。インコが餌を撒き散らす対策は、餌の飛び散りを防止する外付けの餌入れに替える必要があります。
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カプセル型の外付け餌入れ
こちらのペット用品は、クリアケースで覆われたカプセル型の外付け餌入れです。入口以外はフルカバーになっているので、ケージの外に餌が飛び散りにくいです。
食べ残し回収機能付きの自動給餌器
こちらの外付けの餌入れは、餌とインコの間に柵のようなストッパーが付いており、インコが餌入れの中に入れない構造になっています。
このペット用品は、自動的に給餌することが可能なので、留守の時も安心です。食べ残しのシードは、餌入れの下部の引き出しに落ちて回収できるので、掃除がとても楽になります。
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