文鳥が豆苗を好きだということはよく聞くけれど、飼い始めの頃はいつから豆苗を与えて良いかと迷うこともあるかと思います。今回は、文鳥に与える豆苗の適量や頻度について紹介します。
文鳥に豆苗を与えるのはいつから?
文鳥を雛から育てる場合は、生後4週齢くらいまで挿し餌で育てます。挿し餌とは、スポイトなどの給餌器で飼い主さんが雛の口へ直接餌を与えることを言います。
この時に与える餌は、パウダーフードにぬるま湯を加えたものですが、生後4週齢以上になると、徐々に文鳥が自分で餌を食べられるようになってきます。このタイミングで豆苗を与えることが多いです。
しかし、挿し餌の段階で豆苗や小松菜などの野菜をすり潰してパウダーフードと一緒に与えることもあるので、必要であればいつから与えても良いと言えます。
基本的には、文鳥に豆苗などの野菜を与える主な目的はビタミン補給です。文鳥の雛に必要なビタミン類がパウダーフードに含まれている場合は、豆苗を与えなくてはいけないというわけではないのです。
初めて豆苗を見る文鳥は、豆苗が食べ物であると認識できないことがあります。豆苗の葉を嘴でつついて遊んでいるうちに、食べて良いものだと学習していきます。
Sponsored Links
豆苗の与え方
スーパーなどで購入した根っこ付きの豆苗を、文鳥が食べる量だけ切って菜差しで与えると良いでしょう。豆苗の根の部分には毒性がある言われており、文鳥に与えることは良くないとされているので、根は切り落として菜差しにするのが無難です。
菜差し容器
まだ食べない根っこ付きの豆苗は、タッパーなどに水を入れて栽培しておくと長持ちします。一度葉の部分を切り取っても、タッパーで水耕栽培していると、再び脇芽が生えて復活します。タッパーの水は毎日交換しておくと、豆苗を切っても再び生えてきて2~3回は収穫できす。
Sponsored Links
豆苗の適量と頻度
文鳥の主食は混合シードであって、豆苗などの野菜はあくまで副食です。主食にペレットを与えている場合は、ペレットに必要なビタミン類が含まれているので、必ずしも野菜を与えないといけないというわけではありません。ですから、豆苗はおやつ程度に与えるだけで十分です。
大抵は、1回の食事で豆苗の葉を3、4枚食べる程度で満足して、豆苗よりも主食の混合シードを食べることが多いように思えます。主食が食べられないほど量の豆苗を文鳥が食べることは稀です。
豆苗を与える頻度は、毎日与えても良いですが、できれば文鳥が食べることができる野菜をいろいろ与えてあげると良いでしょう。
野菜を与える主な目的は混合シードでは十分に摂れないビタミン類を補うためです。特にビタミンAを多く含む野菜を与えることが望ましいです。豆苗や小松菜、チンゲン菜などおすすめです。
Sponsored Links