フクロモモンガの黄ばみの原因と対策!オスの毛が黄色くなるのは?

フクロモモンガを育てていると、赤ちゃんの頃は白かった毛がいつの間にか黄ばんでしまうことがよくあります。本記事では、フクロモモンガの黄ばみの原因と対策について紹介します。

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フクロモモンガの黄ばみの原因

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フクロモモンガの白い毛の部分が黄色くなる主な原因は、自分の糞尿やオスの臭腺から出る分泌物によるものです。フクロモモンガはマーキングをする習性があります。特にオスのフクロモモンガはマーキングをする習性が強く、ケージ内の様々な場所に自分の糞尿や臭腺から出る分泌物を付けて縄張りを主張します。

フクロモモンガは、糞尿でマーキングをした場所に自分の体を擦り付けることもあるので、さらに黄ばみの原因になるのです。

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野生のフクロモモンガは小規模な群れを作って生活しており、リーダーのオスのフクロモモンガが、自分の臭腺から出る分泌物を他のフクロモモンガに擦り付けて臭いを付けすることで仲間として認識しています。

オスの臭腺は頭と胸の位置にあります。そのため、オスのフクロモモンガは成長するにつれて、臭腺がある胸の被毛が黄色くなることがよくあります。フクロモモンガの頭には黒い模様があるので、黄色くなってもそれほど気になりませんが、頭の毛も白いリューシスティックやアルビノのフクロモモンガのオスは、頭の毛の黄ばみが目立ちます。

フクロモモンガの毛が黄ばむ対策

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フクロモモンガのマーキングは習性なので、毛の黄ばみを完全に無くすことは難しいのですが、ある程度は汚れにくくすることができます。

フクロモモンガの毛が黄ばむ対策は、やり過ぎない程度の掃除をこまめに行うことです。フクロモモンガのマーキングは本能的なものなので、ケージ内から完全に臭いがなくなるほど掃除をやり過ぎてしまうと、フクロモモンガが不安を感じてしまいます。

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ケージ内の掃除は、ウェットティッシュや濡れタオルなどで、毎日拭き取ってあげるくらいで十分です。ケージ内を大掛かりに掃除した時は、寝床のポーチは洗わないようにして、寝床のポーチを洗った時はその他は簡単な掃除にします。こうすることで、フクロモモンガの臭いがケージ内に少し残っている状態を維持することが大切です。

寝床のポーチを洗う際には、洗剤は使わずに水洗いが基本です。洗剤で洗って臭いを完全に無くてしまうと、むしろマーキングを助長させることになるので注意が必要です。寝床のポーチなどの布製品は、洗剤を使わずに水洗いのみで黄ばみだけを取っておくと良いでしょう。

綺麗になった布製品にフクロモモンガが体を擦り付けることで、体の汚れを拭き取っているような効果が期待できます。洗い替え用のポーチを複数用意しておき、こまめに替えているとフクロモモンガの黄ばみ対策になります。

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