今回は、フクロモモンガが「しっぽをくねくねさせる」「しっぽを丸める」「しっぽをピーンと伸ばす」時の意味について紹介します。フクロモモンガのしっぽの役割は、体を支えたりバランスをとったり、さらにはしっぽを使って物を丸め取り運搬することもあります。フクロモモンガがしっぽを使う時の多くは運動に関する使い方ですが、時にはフクロモモンガの気持ちがしっぽの動きに反映することがあります。
フクロモモンガがしっぽをピーンと伸ばす意味
フクロモモンガがしっぽをピーンと伸ばす動きは、緊張状態になった時に見られます。
フクロモモンガが滑走中に集中している時、または慣れない相手を前に警戒している時などに、しっぽを後方にピーンと伸ばすことがあります。
滑走中のフクロモモンガは、伸ばしたしっぽを少し浮かせてバランスをとりながら走ります。
フクロモモンガが慣れない相手に対して警戒し、威嚇行動に出る時はしっぽを伸ばし、しっぽの先の方の毛を逆立てます。
フクロモモンガは、寝袋のような狭い場所が大好きです。しかし、フクロモモンガが初めて入る狭い場所に頭を入れた時には、恐怖と緊張状態からしっぽがピーンと伸びます。
Sponsored Links
フクロモモンガがしっぽを丸める意味
フクロモモンガは、リラックスしている時にしっぽを丸めることがあります。たとえば、睡眠中はしっぽを丸めて体を包むように眠ります。長いしっぽを首のあたりで丸めて、まるでマフラーのように使って寝る子もいます。
または、毛づくろい中にもしっぽを丸めることがあります。くるくるとしっぽを丸めて体にくっつける子もいます。
フクロモモンガがしっぽを丸める行動は、気持ちが落ち着き安心しきっている時に見ることが多いように思えます。飼い主さんがフクロモモンガを撫でている時にしっぽを丸めるようでしたら、信頼している証とも言えるのではないでしょうか。
Sponsored Links
フクロモモンガがしっぽをくねくねさせる意味
フクロモモンガがしっぽをピーンと伸ばす時は緊張状態。フクロモモンガがしっぽを丸める時はリラックス状態。そして、フクロモモンガがしっぽをくねくねさせている時は、緊張状態とリラックス状態が交互に訪れる不安定な心の状態を意味しています。
たとえば、フクロモモンガが初めて行く場所を探索している時には、好奇心からしっぽの先の方をくねくねさせたり、しっぽをピーンと伸ばして立たせたりを繰り返すことがあります。
フクロモモンガがしっぽを少し丸めたり伸ばして立ち上げたりを繰り返すことで、しっぽ全体がくねくねしているように見える状態です。たとえば、ソファーの下の空間を見付けた時に、薄暗くて何だか怖いけど面白そうといった曖昧な気持ちがくねくね揺らしたしっぽに反映することがあるように思えます。
フクロモモンガがしっぽをピーンと伸ばす仕草と、しっぽを丸める仕草は多く見られますが、それに比べてしっぽをくねくねさせる仕草を見掛ける頻度は少ないです。
フクロモモンガのおやつ「マシュマロ」
Sponsored Links
おすすめの記事
フクロモモンガのハンモック&ハウス!おすすめの寝床を種類別に紹介!