フクロモモンガと仲良く遊んでいたのに突然噛まれた…何もしていないの急に噛んできて痛い…フクロモモンガの噛み癖でお悩みの飼い主さんは少なくありません。フクロモモンガが噛む時は理由があってやっていることが多いです。今回はフクロモモンガが噛む理由と対策について紹介します。
フクロモモンガが噛む理由と対策
フクロモモンガが意識的に噛む理由は主に2つです。1つ目は恐怖を感じて自己防衛のために噛みます。2つ目は嫌な事を自ら伝えるために噛みます。これらの詳しい理由とその対策方法を確認していきましょう。
怖いから噛む
フクロモモンガが威嚇をする時は「ギイギイ」「ギコギコ」という独特な鳴き声を出して怒りや恐怖を表します。この鳴き声はフクロモモンガが「近寄って来ないで!」と警告しているようなものです。
そんな時に撫でようとして手を近づけてしまうと、フクロモモンガは自己防衛を理由に噛むことがあります。フクロモモンガが相手に攻撃したいから噛んでいるのではなく、相手が怖いから噛んでいるのです。
この場合の対策は、フクロモモンガが威嚇する鳴き声を事前に知っておくことが大切です。この鳴き声を出している時は、触れずにそっとしておいてあげましょう。フクロモモンガに噛まれたからと言って、怒ったり厳しくしつけたりしてはいけません。怒ってしまうとフクロモモンガはさらに怖がってしまうので、なかなか懐かなくなるので注意が必要です。
Sponsored Links
嫌な事を伝えるために噛む
フクロモモンガは嫌な事があると「チッ」「チチチ」という鳴き方をして拒絶します。これはフクロモモンガが相手の行為に対して「止めて」とアピールしている鳴き方です。たとえば、フクロモモンガが遊んでいる時に無理にケージに戻そうとした時に、「チッ」という音を出して「止めて!邪魔しないで!」と伝えているわけです。
そんな時にしつこく触ろうとすると、フクロモモンガは邪魔されないように噛むことがあります。これはフクロモモンガがされると嫌な事を、相手にはっきりと伝えるために噛んでいます。
この場合の対処法は、フクロモモンガが嫌な事をできるだけやらないことが大切です。爪切りなど、どうしてもフクロモモンガが嫌がる事をやらなくてはならない時は、対策として噛まれも良いように手袋を着用すると良いでしょう。
Sponsored Links
噛まれた理由が分からない時の対策
フクロモモンガが嫌がる事をやっていないにもかかわらず、なぜか突然噛まれるということもあります。飼い主さんの手に食べ物のにおいや皮脂などがついていると、フクロモモンガが間違って飼い主さんの手を噛んでしまうこともあります。
そんな時の対処法は、事前に手をキレイに洗っておくことも重要ですが、飼い主さんの方も噛まれて痛い時は、「チチチ」と舌打ちしてフクロモモンガの鳴き方を真似て伝えると止めてくれることがあります。
また、フクロモモンガと遊んでいるとエスカレートして飼い主さんの手を噛んでしまうことがあります。この場合も、「チチチ」と舌打ちして嫌な事は伝えることが大切です。
フクロモモンガの噛み癖は、成長するにつれて改善していくことがあります。本来、フクロモモンガは幼い頃に兄弟や母親などとの遊びを通じて噛む力加減を学んでいくものです。幼いフクロモモンガを飼育している飼い主さんは、自分がフクロモモンガの兄弟や母親代わりになるわけですから、噛む力が強くて痛い時は「チチチ」と舌打ちして教えてあげることが大切です。
フクロモモンガの鳴き声の意味については、以前に書いた記事があるので合わせてご覧ください。
フクロモモンガのおやつ「マシュマロ」
Sponsored Links
おすすめの記事
フクロモモンガの爪切り方法と頻度は?爪とぎパーチや爪やすりがおすすめ!