モルモットを飼育していると、急に暴れて走り回ることや、激しくジャンプすることや、頭突きをしてくることなど、ちょっと変わった仕草を見せることがあります。今回は、このような行動の意味について紹介します。
モルモットが暴れて走り回る!ジャンプする意味
モルモットが暴れて走り回る意味は、機嫌が良い時と悪い時の両方が考えられます。ですから、その時の状況を踏まえた上で気持ちを読み取ってあげる必要があります。
たとえば、ずっとケージの外に出たいと猛アピールしていたモルモットが、やっとケージの外で部屋んぽ(ケージの外で室内散歩する通称)できた時には、嬉しさのあまりテンションが上がって暴れて走り回ることがあります。
この時に、モルモットが体をひねりながらジャンプすることがあり、この仕草はまるでポップコーンが熱いフライパンの上で跳ねる様子に似ていることから「ポップコーンジャンプ」と言われています。ポップコーンジャンプは、特にヤング期の若いモルモットに多く見られ、高齢になるにつれて減っていく傾向があります。
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モルモットがジャンプする時は喜んでいる時ばかりではありません。モルモットが嫌がっている時もジャンプすることがあります。たとえば、抱っこが苦手なモルモットを無理に掴もうとすると、体をひねらせながらジャンプすることがあります。モルモットが細かいジャンプを繰り返して、抱っこしようとする手から逃げようとするのです。
また、モルモットが餌を欲しがっている、ケージから出たがっているなど、何らかの理由でモルモットの機嫌が悪い時も、ケージ内で暴れて走り回ることがあります。このような場合は、モルモットが何を要求しているのかを状況から読み取ってあげることが大切です。
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モルモットが頭突きしてくる意味
モルモットを撫でていると、頭突きをするように頭で撫でている手を押し返してくることがあります。ついさっきまで撫でられるのが気持ち良さそうにしていたのに、突然頭突きされると、モルモットが喜んでいるのか嫌がっているのか分からなくなるものです。
実はモルモットが頭突きのように頭で押し返してくる意味は、撫でられることを嫌がっている仕草です。モルモットの性格は個体差があるので一概には言えませんが、頬やヒゲの周辺を触られるのを嫌がる子が多いです。
犬や猫は顎の下を触ると喜ぶことが多いですが、個体にもよりますがモルモットの場合は顎の下を触られることを嫌がる子が多い傾向があります。やはりモルモットは、口の回りでヒゲが触れる場所を触られることに抵抗があるように思えます。ただし、飼い主さんに懐いている子であれば触っても怒りません。
モルモットは、自分でグルーミングできない場所を撫でられると喜ぶことが多いので、眉間から頭頂部、背中にかけて優しく撫でてあげると良いでしょう。モルモットの撫で方については、以前に書いた記事があるので合わせてご覧ください。
モルモットのおやつ
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