今回は、モルモットを撫でると喜ぶところについて紹介します。モルモットが撫でられて気持ちが良いと感じた場合は、満足して鳴くこともあれば、体を伏せて伸びることもあります。
また、飼い始めのモルモットは、段階を踏まえて徐々に触れていくことが大切です。モルモットの撫で方のコツについても合わせて解説していきます。
モルモットを撫でると喜ぶところ
モルモットは毛繕いをする習慣がありますが、頭部や背中は自分ですることができませんん。複数のモルモットを飼育している場合は、他のモルモットに毛繕いをしてもうこともできますが、単体で飼育している場合はそうもいきません。
ですから、飼い主さんがモルモットを撫でると喜ぶところは、自分で毛繕いできない頭部と背中を中心に、優しく撫でてあげると喜びます。特に、額から頭頂部にかけて撫でてあげると満足してくれることが多いです。
撫で方のコツは3ステップ
野生のモルモットは群れで暮らす動物なので、寂しがり屋で臆病な性格の子が多いです。飼い始めの頃は、まず飼い主さんの手に慣れさせることから始める必要があります。
ステップ1:飼い主さんの手は怖くない
モルモットの好きな食べ物を飼い主さんの手から食べさせて、警戒しているモルモットに人間の手は怖いものではないと認識させることが大切です。
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ステップ2:手の甲で触れる
モルモットが飼い主さんの手から食べてくれるようになったら、次は手の甲で優しくモルモットに触れてみましょう。
モルモットに限らず、小動物は手の平を怖がる傾向があります。まだ懐ついていないモルモットの頭上から、手の平を見せて撫でようとすると、怖がって逃げてしまうことがあります。ただし、懐いたモルモットであれば、手の平で撫でても大丈夫です。
ステップ3:指先で優しく撫でる
手の甲で触ることができたら、今度は指先を使ってモルモットの額から頭頂部にかけて、優しく撫でてみましょう。この時にモルモットが「グルグル」「グルルル」といった、満足した気持ちを表す鳴き声を出してくれた良い撫で方と言えます。
モルモットの鳴き声の意味については、こちらの記事をご覧ください。
撫でると喜ぶところは個体差がある
モルモットの性格は個体差があるので、撫でると喜ぶところも個体によって様々です。モルモットが懐いてきたら、頭部以外の場所も優しく触ってみて反応をみてみると良いでしょう。
たとえば、背中を撫でると伸びるように体を伏せて喜ぶ子もいます。また、顎の下を優しく撫でると、もっと撫でてと言わんばかりに顔をあげる子もいます。
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手を押し返してくる時は…
モルモットが撫でられて満足している時は、「グルグル」「グルルル」という鳴き声を繰り返します。
それとは反対に不機嫌な時は、撫でている手を押し返してくることが多いです。まるで「しつこいよ。もういいよ。」と言わんばかりに、モルモットが頭でグイっと押してきます。そんな時は、それ以上は触れずに、そっとしておいてあげましょう。
懐くまで期間は個体によって様々
モルモットが懐くまでの期間は個体によって大きく異なります。飼い始めて1ヶ月も経たないうちに、逃げずに触らせてくれる子もいれば、半年以上も経っているのに、体を触ろうとすると嫌がる子もいます。
ペットショップなどで、モルモットを選ぶ時に、どうしても毛の色や大きさなど外見ばかりを気にしてしまいがちですが、モルモットが飼い主さんに懐いてくれるのかという性格の相性も考慮する必要があります。
購入前にモルモットに触れられるペットショップでは、その時に様子を見たり、お世話をしている店員さんからモルモットの性格を聞いたりして、事前にそのモルモットがどんなことが好きで、どんな性格なのかを少しでも知っておくと、モルモットを撫でると喜ぶような信頼関係を築きやすいと言えます。
モルモットのおやつ
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