モルモットは、体にピッタリとフィットするような狭いハウス(寝床)を好む傾向があります。本記事では、モルモットが好む形状で掃除がしやすい、おすすめのモルモットハウスを紹介します。
モルモットは狭い寝床が落ち着く
人間とモルモットの関わりは非常に古く、その起源は南アメリカに生息する野生のテンジクネズミを、古代インディオが家畜化したことが始まりだと言われています。その後、ヨーロッパを中心に品種改良され、現在のモルモットの姿になりました。
ですから、モルモット自体の野生種は存在しないのですが、先祖のテンジクネズミの習性をモルモットも受け継いでいるところが多いです。
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テンジクネズミは、南米(ペルー、ブラジル、アルゼンチン)の高地の草原に10頭程度の小規模な群れを作り、地面に穴を掘ってその中を寝床にして暮らしています。そのなごりで、モルモットも洞穴のような狭い所を好みます。
飼い主さんから見れば狭過ぎるかなと思うかもしれませんが、体がギリギリ入るくらいの狭い寝床の方が、モルモットは落ち着くようです。モルモットもその先祖のテンジクネズミも、とても臆病な動物なので、入り口が狭く隙間がない寝床は天敵の侵入を防ぐことができるので安心するのかもしれません。
おすすめのモルモットハウス
跳び箱型木製ハウス
こちらのペット用品は、跳び箱のような形をしたモルモットの木製ハウスです。木製なので、かじり木にもなります。
モルモットはトイレを覚えない個体が多く、寝床で粗相をしてしまうことがよくあります。この木製ハウスは前後が開いた形をしているので、粗相をしても掃除がしやすい構造になっています。
モルモットは高温多湿に弱い性質があるので、前後が開いた通気性の良いハウスがおすすめです。
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ドーム型布製ハウス
こちらのペット用品は、洞穴のようなドーム型をした布製ハウスです。このようなフカフカの寝床を使用すると、冬の寒さ対策になるのでおすすめです。
ハウス内部のマットは取り外しが可能なので、モルモットが寝床で粗相をしても、マットだけ取り外して洗濯できます。ハウスの床まで濡れてしまう場合は、マットの下にペットシーツを敷いておくと良いでしょう。
布製ハウスは軽いので、モルモットが潜り込む際に動いてしまうことがあるのですが、このハウスの床面には滑り止めが付いているので安心です。
ハウス付きのケージ
これからモルモットを飼い始めるという場合は、こちらのペット用品のように、もともとハウスが付いているケージを使用することもできます。
ケージのサイズは77×48×H42cmで、前面が大きく開閉するので掃除がしやすいです。もしもモルモットがケージ内のハウスを好まない場合は、ハウスの部分だけを取り外して、他のハウスを使うこともできます。
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