ハムスターのペット用品で、パイプの中をハムスターが通って遊ぶというパイプセットがあります。このペット用品は、ストレート型やL型、T型など、様々な形状のパイプを繋いで、パイプトンネルのコースを作って楽しむものですが、パイプを垂直に繋ぐと、その中をハムスターが辛くて登れない、または怖くて降りれないということがよくあります。今回は、ハムスターパイプを使う時の注意点について紹介します。
ハムスターが垂直のパイプを登れない!
初めてハムスターパイプを設置する場合は、そもそもハムスターは垂直のパイプを登れるのだろうかと疑問をもつ方もいらっしゃると思いますが、パイプ内部には凹凸があるので、大抵のハムスターは垂直のパイプを登る能力が備わっています。
ただし、実際にハムスターがパイプの中を通って上へ登っていくのかは、その子の性格によるところが大きいので、垂直のパイプを必ず登っていくとは限りません。
また、中には高齢のハムスターで垂直のパイプを登れないこともありますし、また子供のハムスターは体が小さいために、登っていけないこともあります。ですから、高齢ハムスターや子供のハムスターの飼育では、パイプを設置しない方が無難です。
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ハムスターパイプは生後3ヶ月以降から
ハムスターの種類にもよりますが、大抵のハムスターは生後3ヶ月ほどで大人になります。寿命は約2~3年だと言われています。ハムスターパイプは、生後3ヶ月以降から設置して、高齢のハムスターは様子を見て撤去してあげると良いでしょう。
ハムスターが垂直のパイプを降りれない!
ハムスターがやっとの思いで垂直のパイプを登り切ったのはいいけど、今度は垂直のパイプを降りれないということがよくあります。この場合は無理に降りようとすると落下の危険性があるので注意が必要です。
パイプコースに急な高低差があると、ハムスターは怖くて進むことができいことが多いです。ストレート型のパイプをたくさん繋いで垂直に高くするのは、ハムスターにとって負担がかかるので止めましょう。
垂直のパイプの設置は、万が一落下してもケガの心配が少ない高さで、パイプのジョイント1つ程度にしておく方が無難です。高低差を好まないハムスターには、地面にパイプを置いてトンネルにしてあげるだけでも十分です。
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ドワーフ系ハムスターに垂直パイプはNG
ロボロフスキーハムスターやジャンガリアンハムスターなど、小さな体のドワーフ系ハムスターに、内径が通常サイズのパイプを垂直に設置すると、怖くてパイプを降りれないばかりか、体が小さいために落下する恐れがあるので注意が必要です。そもそもドワーフ系ハムスターは通常サイズのパイプを垂直に登れない可能性も考えられます。
ドワーフハムスターには、パイプを垂直に設置しないようにした方が無難です。ドワーフハムスター専用サイズの内径が狭いパイプもあるので、そのようなものを使用すると良いでしょう。
パイプを通って移動できるハムスターバスハウス
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