今回は、デグーを撫でると喜ぶ場所と撫で方について紹介します。デグーは相性の良い仲間同士で毛づくろいをし合う動物で、撫でる相手が人間であってもデグーを喜ばすことができます。デグーが喜ぶと目を細め、口を開けて、まるで笑っているような表情をすることがあります。
デグーを撫でると喜ぶ場所
デグーを撫でると喜ぶ体の部分は首周りです。デグーの耳の後ろから、頬の下、顎の下にかけて、指先を使って優しく撫でてあげると喜びます。
この部分は、デグー同士で毛づくろいをし合う場所でもあります。多頭飼いをしていると、仲の良いデグー同士が口を使って相手の首周りを毛づくろいする様子を見ることができます。
ですから、飼い主さんがデグーに毛づくろいをしてあげるという気持ちで、優しく撫でてあげると良いでしょう。撫でられて満足したデグーは、お礼に飼い主さんの手を甘噛みして、お返しに毛づくろいをしてくれます。
しかし、デグーの歯はとても鋭いので、この甘噛みが意外と痛いです。これはデグーが良かれと思ってやっていることなので、仕方のないことです。
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デグーが撫でられることに慣れてくると、体中を触っても受け入れてくれるようになります。しかし、背中やお腹、しっぽなどを撫でられることを嫌がる傾向があります。
背中を撫でようとデグーの頭上から手を近づけると、デグーの天敵である猛禽類に襲われることを連想させるので、逃げてしまうことがあります。
また、お腹はデグーの急所なので、本当に信頼できる飼い主さんにしか触らせません。
そして、最も気を付けなくてはいけないことは、デグーのしっぽは撫でてはいけないということです。デグーのしっぽはとても弱く、すぐに切れてしまいます。一度失ったしっぽは元には戻らないので、このようなリスクを回避するためにも、デグーのしっぽは触らないようにしましょう。
デグーを喜ばせる撫で方
デグーをお迎えしたばかりの頃は、まずは新しい環境に慣れさせることが大切です。この時期にデグーを無理やり撫でようとすると嫌われてしまうので、餌やりや掃除などの最低限のお世話だけして、そっと見守るだけにしておきましょう。
それから、しばらく経ち、デグーの様子が落ち着いてきたら、ケージ越しに餌を手渡しして、デグーとの距離を近づけます。デグーが飼い主さんの手から餌を食べてくれるようになったら、ケージ越しにデグーの体を撫でてみましょう。
デグーを撫でると喜ぶ場所は、デグーの首周りです。まずは、デグーの耳の後ろあたりを、指先で優しく撫でてみましょう。その時にデグーが逃げずに気持ち良さそうにしているようでしたら、撫でる場所を、耳の後ろから頬の下、顎の下と、首周りを重点的に触っていくのが、デグーを喜ばせる撫で方です。
デグーがケージ内の環境と飼い主さんに慣れてきたら、今度はデグーをケージから出して、室内で散歩をさせてあげると喜びます。これを通称「部屋んぽ」と言います。この時に注意することは、デグーにとって危険な物には囲いをして、やかじられて困る物は置いておかないということです。部屋んぽはサークルなどを使って安全な場所を整えてから行いましょう。
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部屋んぽの時のデグーの撫で方も基本的は同じです。デグーが喜ぶ首周りを重点的に撫でてあげます。この時、デグーを飼い主さんの膝の上に乗せた状態で撫でることになりますが、デグーを掴んで無理やり膝の上に乗せることはNGです。
基本的には、デグーの方から飼い主さんの膝の上に来るようにすることが大切です。なかなか来ないデグーには、おやつで誘導しても良いでしょう。ただし、デグーは食事中に体を撫でられることを嫌います。
デグーが食後にホッと一息ついてくつろいでいるタイミングを狙って、デグーが喜ぶ首周りを重点的に撫でてあげると喜びます。慣れてくると脇の下まで撫でてくれと言わんばかりに、デグーが前足を上げることがあります。そんな時には脇の下から胸部まで撫でてあげると良いでしょう。
デグーのおやつ
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