デグーの部屋んぽのサークル(囲い)はどうする?いつから部屋んぽOKで何時間が目安?

デグーをケージから出して部屋の中を散歩させる、通称「部屋んぽ」は、飼い主さんとデグーの信頼関係を深める大切な時間です。デグーの部屋んぽで必須アイテムと言えばペットサークルですが、なかなかデグーの性質に合ったペット用品がないこともあって、手作りで囲いを作る飼い主さんも少なくありません。

今回は、そんな手作りサークルを作る時の注意点について紹介します。また、デグーを飼い始めていつから部屋んぽデビューさせるのかについてや、部屋んぽさせる時間の目安についても紹介しているので、合わせてご覧ください。

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デグーの部屋んぽのサークル(囲い)はどうする?

ペット用のサークルは、各メーカーで様々な商品が販売されており、金属製の網を繋いで囲いを作るものやアクリル版を繋いで囲いを作るものなどがあります。これらの商品のほとんどが、犬や猫、小さい動物ではウサギなどに使用するもので、デグーほどの小型の動物を想定していないことが多いです。

ですから、金属製の網の隙間からデグーが通り抜けてしまうことがあります。またはアクリル版のジョイント部分に出っ張りがあると、そこをデグーがかじってしまうこともあります。デグーのためにペットサークルを購入する場合は、事前に商品の構造やサイズをよく確認する必要があります。

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手作りサークル(囲い)

デグーの部屋んぽのために、サークルを手作りする飼い主さんも少なくありません。ホームセンターや100円ショップなどで材料を購入し、簡単な加工で囲いを作っていくという方法です。

デグーは、何でも噛んで確認する動物なので、かじられて困る物はサークルでガードするのが基本です。特に電気のコードはデグーがかじると非常に危険なので、事前に囲いをしてデグーが触れられないようにしておくことが大切です。

また、デグーにかじられて困るものは、近くに置いて置かないことが基本です。財布やバッグなどをデグーが噛んで傷付けてしまう前に、届かない場所にしまっておくようにしましょう。

ここでは、手作りサークルに使える材料や、加工の時の注意点などを紹介します。

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ワイヤーネットを使う時の注意点

デグー-ケージを噛む-理由-かじり癖-対策-画像手作りサークルの材料としてよく使われるのが、ワイヤーネットです。複数のワイヤーネットを結束バンドなどで繋いで作るのですが、これを作る時に注意点が2つあります。

1つ目の注意点は、ワイヤーネットは網の目が細かいものを使用するということです。デグーは自分の頭がやっと通るほどの狭い空間でも、簡単に通り抜けることができるので、購入前に網の目のサイズを確認しましょう。

2つ目の注意点は、乗り越え対策をすることです。デグーはワイヤーネットの網目を足場に、どんどん上まで登って行き、サークルを乗り越えてしまうことがあります。その対策としては、ファイルシートなどの表面がツルツルした物で、ワイヤーネットを覆って、デグーが登るための足場を無くすという方法です。

ファイルシートでワイヤーネットに加工を施す際にも注意することがあります。ファイルシートでワイヤーネットを覆うと、その場所まで登って行ったデグーが足場を失い、高い位置から落下する恐れがあります。ファイルシートで覆う場所はワイヤーネットの登頂部ではなく、万が一デグーが落下してもケガの恐れがない程度の高さに設置する方が望ましいです。

プラスチックダンボールを使う時の注意点

プラスチックダンボールは、カッターで簡単に切ることができるので加工がしやすく、デグーの部屋んぽ用の手作りサークルに使うことがあります。

加工しやすいということは、デグーが噛むと簡単に噛み切ることができます。ですから、できるだけプラスチックダンボールの結束部分に凹凸を少なくして、デグーがかじることができないように作ることがポイントです。

また、使用するプラスチックダンボールは、ある程度の厚みがあるものを選ぶことも大切です。薄いプラスチックダンボールを部屋んぽ用の囲いに使うと、次第にプラスチックダンボールが歪んできて、倒れてしまうことがあるので注意が必要です。

デグーはいつから部屋んぽデビューできるの?

デグーをお迎えしたばかりの飼い始めの頃は、まずはケージ内の環境に慣れることが大切です。ですから、飼い始めの頃にいきなり部屋んぽさせるのは良くありません。

いつからデグーを部屋んぽさせても良いのかについては、環境に慣れるスピードには個体差があるので、一概に言えませんが、まずは1週間程度はデグーをケージから出さずに様子を見る方が無難です。

デグーがケージ内の環境に慣れてくると、次第にケージの外の世界に興味を持ち始めます。ケージをよじ登って外の様子を伺ったり、ケージの出入り口をかじるようになったりします。このように環境に慣れてきたら、サークルを設置して部屋んぽデビューしても良いと思います。

ケージに慣れる前にデグーを部屋んぽさせてしまうと、ケージ内を寝床として認識できずに、いつまでもケージ内に戻らないことがあるので注意が必要です。

部屋んぽは何時間が目安?

デグーの部屋んぽは、飼い主さんとデグーの信頼関係を深めて仲良くなるための時間です。ですから、飼い主さんにとっても、デグーにとっても無理のないように行う必要があります。

平日の昼間は仕事をしている飼い主さんにとって、早朝や昼間の時間帯にデグーを部屋んぽさせることは困難です。仕事から帰宅して、身の回りのことを済ませて落ち着いた時間帯は、20時、21時頃ではないでしょうか。この時間帯はデグーにとっても活発になる時間なので、部屋んぽさせるには良い時間帯と言えます。

21時頃から1時間前後を目安に、デグーを部屋んぽさせると、飼い主さんにあまり負担がかからないので、飼い主さんとデグーのお互いが楽しめるのではないでしょうか。1度ケージの外に出たデグーは、自分のテリトリーがケージの外まで広がっているので、毎日見て回って確認したいものです。ですから、基本的に部屋んぽは毎日決まった時間帯にしてあげるのが望ましいです。しかし、飼い主さんが都合が合わない日もあると思いますので、毎日できない時は無理をせずに、部屋んぽが可能な時だけでも良いかと思います。

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ケージの出入り口付近など、デグーは毎回同じ場所を噛む傾向があります。その場所を覆うように木製のフェンスを設置すると効果的です。

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