今回は、チンチラの撫で方と撫でると喜ぶ体の場所について紹介します。チンチラは体のある部分を撫でられると、条件反射的に耳をぺたんと畳むことがあります。普段はぴんと立った大きな耳が、急に垂れた姿はとても可愛いものです。
チンチラを撫でると喜ぶ体の場所
チンチラを撫でると喜ぶ場所は、主にチンチラの頭部とその周辺です。チンチラの頭頂部や耳の後ろ、頬、首周りを優しく撫でてあげると喜びます。
これらの場所は、仲の良いチンチラ同士が、お互いに毛繕いをし合う場所でもあります。チンチラは口を使って、仲の良い相手に毛繕いをしますが、飼い主さんが撫でる時は、チンチラの口の代わりに指先を使って優しく撫でてあげましょう。
チンチラ同士の毛繕いは、コミュニケーション方法のひとつとして行いますが、そもそもチンチラにとって毛繕いは、体毛のお手入れのために行います。
Sponsored Links
チンチラは口や前足を上手に使って、毎日毛繕いをします。しかし、チンチラの頭頂部や耳の後ろ、頬、首周りは、自分の口を使って毛繕いできない場所なので、飼い主さんが毛繕いのお手伝いをするつもりで、優しく撫でてあげると良いでしょう。
これらの撫でる場所は、実は、チンチラの体の中で、毛玉ができやすい場所でもあります。特に、チンチラの頬から首の側面にかけては毛玉ができやすいので、チンチラを撫でながら毛玉ができていないをチェックしてあげると良いと思います。
チンチラの撫で方
チンチラの体毛は非常に細く毛量が多いので、体毛の表面だけを撫でるだけでは、毛のお手入れになりません。ですから、飼い主さんが撫でてあげる時は、指先を使って優しく掻くような撫で方が良いでしょう。毛の根元の方まで指先を入れて、優しくマッサージをしてあげるつもりで撫でてあげると、毛玉の予防にもなります。
チンチラは、特に頬や首周りを撫でられること好みます。飼い主さんから触れられることに慣れているチンチラは、自ら首を上げて撫でやすいように体を傾けることもあります。
チンチラの耳は、普段は立てて周囲の音を聞いていますが、チンチラの頭頂部を撫でると、耳がぺたんと垂れて畳むような仕草を見せることがあります。
これは、頭を撫でられると気持ち良くて耳を畳むのか、それとも撫でやすいように耳を下げているのか分かりませんが、逃げないところを見るとまんざらでもないのでしょう。
Sponsored Links
チンチラを撫でてあげることは、飼い主さんがチンチラの毛繕いのお手伝いをしていることでもあるので、小動物用のブラシを使って毛のお手入れをしてあげる撫で方でも良いです。
チンチラの中にはブラシを怖がる子もいるので、飼い主さんの手のひらに収まる程度の小さなブラシを使うことがおすすめです。この商品は、ウサギやチンチラ、フェレットなどに使える手のひらサイズのブラシです。合成ゴム製の柔らかいブラシなので安心して使えます。
チンチラに使える手のひらサイズのブラシ
Sponsored Links
おすすめの記事
文鳥が嘴を擦る!カチカチと鳴らす!オスとメスの嘴音で育む愛情表現とは?