チンチラの飼育において、ケージの外を散歩させる通称「部屋んぽ」は、飼い主さんとチンチラの信頼関係を深める重要な時間です。今回は、そんなチンチラの部屋んぽに関する様々なことを紹介します。チンチラの部屋んぽの時間や、終了時にケージに戻す方法、かじり防止の囲いなど、1つひとつ確認していきましょう。
チンチラの部屋んぽの時間
部屋んぽの時間の目安・・・30分~1時間程度
チンチラを部屋んぽさせる頻度は、基本的に毎日させるのが望ましいです。ですから、平日の昼間は毎日仕事をしているという飼い主さんにとって、長い時間チンチラを部屋んぽさせていると、その分寝る時間が遅くなるので、次の日の仕事が辛くなってしまいます。
仕事から帰宅して、ゆっくりとした時間が作れるのは、大抵は20時、21時頃になることが多いと思います。その時間から30分~1時間程度を目安に、チンチラの部屋んぽを行うと良いと思います。体力や環境に配慮し、無理のない時間でお互いに楽しめるようにしましょう。この時間帯は、夜行性のチンチラが活発になる時でもあるので、お互いに無理せず楽しめるのではないでしょうか。
ただし、飼い主さんにどうしても用事があって、毎日チンチラの部屋んぽをさせてあげられないこともあると思います。それは仕方ないことなので、次の日にチンチラを部屋んぽさせて、思いっきり遊ばせてあげましょう。
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部屋んぽ終了時にチンチラをケージに戻す方法
理想を言えば、部屋んぽの時間が終わり、満足したチンチラが自らケージ内の寝床に戻ってくれるのが一番です。
しかし、実際にはそう上手くいかないことが多いものです。決めた時間を過ぎてもまだまだ遊び足りなくて走り回る子もいますし、遊び疲れてケージの外(その場)で寝ようとしてしまう子もいます。
チンチラをケージに戻す方法は、いろいろな飼い主さんが様々な工夫をされていて、苦労されているのが見受けられます。中には、砂浴びが大好きなチンチラを、砂浴び用の容器に誘って、チンチラが入った容器ごとケージまで連れていくという方法もあるようです。
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おすすめの方法は、普段食べているペレット(主食の総合栄養食)やチモシーベースの低カロリーなおやつをご褒美として活用し、チンチラをケージへ誘導するやり方です。そろそろ帰る時間になったら、ケージの中で好きなおやつやペレットを見せたり音を立てたりして誘います。毎回、部屋んぽの終了時にケージ内でおやつをもらえると覚えると、自然とケージに戻ってくれるようになります。
ご褒美に使うおやつは、与えすぎに注意し、日常の主食のバランスを崩さない安全なものを選びましょう。また、ケージ内の明かりだけを残して部屋を少し暗くするなど、習性を活かした工夫を組み合わせるのも効果的です。
部屋んぽの時の注意点
かじられて困るところは囲いをする
チンチラは部屋んぽ中に、いろいろな物を噛もうとします。家具や柱、壁紙、バッグ、配線など、目についた物を、とりあえず噛んで確認しようとします。チンチラが物をかじるのは習性によるところが大きいので、しつけによって止めさせることは難しいです。
ですから、チンチラにかじられて困るところは、事前にワイヤーネットなどで囲いをする、または、チンチラが噛んで傷つけてしまう前に、お気に入りのバッグや財布、本などは近くに置かないようにしましょう。
特に、隙間や配線に近づけないよう、しっかりとした囲いを設置することが重要です。チンチラは跳躍力が高く網目を登ってしまうことがあるため、ワイヤーネットよりも、表面がツルツルとしたアクリルパネルやプラスチックダンボールなどの登りにくい素材のガードが適しています。
手作りする場合は、登れる足場を作らない工夫や、飛び越え・すり抜けができない十分な高さ(または天井用のカバー)を用意し、安全なスペースを確保してあげましょう。
部屋んぽ中にチンチラを追いかけるのはNG
自然界においてチンチラは、天敵の猛禽類などに追われる立場の弱い動物です。ですから、部屋んぽ中でも追いかけ回されることを嫌がります。飼い主さんがチンチラを追うことが原因で、なかなか懐かないということがあるので注意が必要です。
チンチラの部屋んぽは、放置して見守るのが基本です。チンチラが飼い主さんの方に寄って来た時だけ、優しく撫でてあげるなどして信頼関係を深めましょう。
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