ハムスターは人より早いスピードで成長する分、老化も早くやってきます。それではハムスターのシニア期はいつからなのでしょうか。今回は、ハムスターと人間の年齢を比較した「ハムスター対人間年齢比較表」と、高齢のハムスターに与える餌について解説していきます。
ハムスターのシニア期はいつから?
ハムスターは人間よりも成長が早いので寿命も短いです。ハムスターの平均寿命はおよそ2年と言われています。
ハムスターは生後1ヶ月半で成熟期を迎えます。この時期は人間の年齢にすると10歳になります。
その後活発に活動し、生後1年半が経つ頃には人間の年齢にして52歳になります。これ以降のハムスターはシニア期に入ります。
シニア期のハムスターは、年々体力が衰えて動きが鈍くなります。毛づくろいや砂浴びをしなくなったり、硬い食べ物が食べられなくなって食欲が落ちていきます。
さらに年齢を重ねると、視力や聴力が衰えて飼い主さんの呼びかけに反応しなくなることもあります。ハムスターの平均寿命である生後2年は、人間の年齢で言う74歳にあたります。。
ハムスターの種類や個体差はありますが、以下の対人間年齢比較表を参考にしてください。
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ハムスター対人間年齢比較表
人間 | ハムスター |
1歳 | 10日 |
3歳 | 20日 |
5歳 | 1ヶ月 |
10歳 | 1ヶ月半(成熟期) |
18歳 | 2ヶ月 |
24歳 | 4ヶ月 |
28歳 | 6ヶ月 |
32歳 | 9ヶ月 |
36歳 | 1年2ヶ月 |
40歳 | 1年3ヶ月 |
44歳 | 1年4ヶ月 |
48歳 | 1年5ヶ月 |
52歳 | 1年半(シニア期) |
54歳 | 1年7ヶ月 |
58歳 | 1年8ヶ月 |
62歳 | 1年9ヶ月 |
66歳 | 1年10ヶ月 |
70歳 | 1年11ヶ月 |
74歳 | 2年(平均寿命) |
78歳 | 2年1ヶ月 |
82歳 | 2年2ヶ月 |
86歳 | 2年3ヶ月 |
90歳 | 2年4ヶ月 |
94歳 | 2年5ヶ月 |
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ハムスターが高齢になったら餌はどうする?
ハムスターが高齢になると、噛む力が弱くなってくるので、今まで食べてきた硬い餌を食べられなくなってきます。ハムスターが餌を残すようになってきたら、高齢のハムスターには、柔らかくて食べやすい餌を与えてあげると良いでしょう。
いつから柔らかい餌に変えるのかは、シニア期が始まる生後1年半を目安に、ハムスターの食事の状態を見ながら、徐々に餌を変えていくと良いと思います。
シニア期のハムスターに与えると良い柔らかい餌は、ヨーグルト、豆腐、ゆで卵の白身、茹で野菜などです。
市販のフードには、高齢のハムスターでも食べやすいソフトタイプのペレットがあります。チキンをペースト状にしたものや、アミノ酸をゼリー状にしたものなどもあるので、利用してみると良いでしょう。
ただし、柔らかい食べ物を与える際に注意しておきたい事があります。柔らかい餌は、水分量が多いため、腐りやすい傾向があります。特に暖かい時期に食べ残しを放置してしまうと、すぐに腐ってしまうので注意しましょう。
ソフトタイプのペレット
小動物用チキンペースト
高タンパク・アミノゼリー
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