レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)の性格は個体差があるので、同じような環境で育てても、個体によって全く違う反応を見せることが多いです。一日中シェルターから出てこない臆病な子もいれば、せっかくシェルターを用意してあげたのに、ほとんどシェルターに入らない子もいます。今回は、レオパ飼育の必須アイテムとも言えるシェルターに関係するレオパの行動について紹介します。
レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)がシェルターから出てこない
飼い始めたばかりのレオパは、まだ飼育環境に慣れていないため、強い警戒心からなかなかシェルターから出てこないということがあります。このようなレオパの反応は非常に個体差があり、物怖じしない性格のレオパは、飼い始めの頃から全く動じずにシェルターの外で元気に歩き回る子もいます。
レオパがシェルターから出てこない状態は、シェルター内のレオパの様子が全く見えないので、飼い主さんからしてみれば心配になると思いますが、温湿度管理ができていてレオパがきちんと餌を食べているのであれば、大抵は問題はありません。徐々にレオパが環境に慣れてくれるのを見守りましょう。
レオパの飼育で使用するシェルターは陶器のものを使うことが多いですが、どうしてもシェルター内のレオパの様子が気になるという場合は、半透明の食品用タッパーに穴を開けてシェルターを手作りしてみると良いかと思います。内部に湿らせたスポンジを入れると局地的に高湿度の環境を作ることができます。半透明のタッパーなので、内部の様子を確認しながら餌やりもできるので良いかと思います。
野生のレオパは岩や木の隙間だけでなく、人工物の隙間を隠れ家に使うこともあるので、飼育されているレオパも、手作りシェルターを気に入ってくれる個体も多いです。
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レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)がシェルターに入らない
せっかく新しいシェルターを用意したのに、レオパが全くシェルターに入らないということがあります。シェルターに入らないばかりか、ウェットシェルターの上の水を入れるくぼみに、レオパが体をスッポリ入れてそのまま寝ているということもあります。
レオパがシェルターに入らない理由ついては、それぞれのレオパの性格に個体差があるので一概に言えませんが、そもそもレオパがシェルターに入るのは天敵から身を守るということが理由の1つとして考えられます。
レオパは暗くて狭い空間を好む傾向があります。その空間はレオパの体に隙間なくフィットするくらい狭い方が安心です。個体によっては、シェルター内の床材を掘って体にフィットするくぼみを作るレオパもいます。
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これらのことから、レオパがシェルターに入らない理由の1つとしては、そのレオパの体に対してシェルターが大き過ぎることが原因であることが考えられます。
特にシェルターの入り口の狭さが重要で、レオパがやっと通れるくらいの幅が丁度良いです。大きいシェルターの場合は少し床材に埋めるように設置して、入り口の幅をレオパの体に合うように調節してあげると良いでしょう。
ただし、レオパがシェルター以外の場所を隠れ家として決めてしまった場合は、なかなかシェルターに入ってくれないことがあるので、やはりレオパの性格によるところが大きいです。
爬虫類用シェルター
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