ハリネズミを飼育していると、寝床やケージの隅の床材を掘る仕草をよく見かけます。しばらく掘り続けてから、そのうち疲れて寝てしまうのですが、どこか満足そうな寝顔を見ていると、ハリネズミはなぜ掘るだろうという疑問が浮かび上がります。本記事では、ハリネズミが掘る理由や、ハリネズミの冬眠と夏眠について紹介します。
ハリネズミが掘る理由
ハリネズミは名前にネズミが付いていますが、実はモグラの仲間なので、穴を掘るのが大好きな動物です。ハリネズミを飼育してみると、寝床やケージの隅の床材を掘ったり、トイレや砂浴び用の砂を掘ることがよくあります。
それでは、なぜハリネズミは掘るのでしょうか。その主な理由は、住みやすい環境を作るためや、地中にいる昆虫などの餌を探すためです。
ペットとして日本で一般的に飼われているハリネズミの種類は、アフリカハリネズミ属に分類されるヨツユビハリネズミ(4本指の後ろ脚が特徴)です。野生のヨツユビハリネズミは中央アフリカの草原地帯に生息し、昼間は地面を掘って作った巣穴で寝ていますが、夜間は餌を求めて巣穴から出てきます。
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ヨーロッパハリネズミのナミハリネズミは、日本ではペットとして飼育することを禁じられていますが、野生のナミハリネズミも土を掘って作った巣穴で暮らしています。イギリスの民家の生垣の下には、ナミハリネズミが巣穴を掘って生息していることがあります。
日本でペットとして飼われているヨツユビハリネズミは、寝床の隅を掘ることが多く、自分が住み心地の良い空間を作ってから安心して寝ています。
小動物用の床材の「コーンサンド」と「クルミリター」は、ハリネズミの掘る本能を満たすためにおすすめの床材です。
コーンサンド
クルミリター
ハリネズミは冬眠するの?
結論から言うと、ハリネズミの種類によっては冬眠するものもいますが、ペットとして日本で一般的に育てられているヨツユビハリネズミは冬眠しないと考えられています。
たとえば、ヨーロッパハリネズミのナミハリネズミは冬眠しますが、冬眠できる種類のハリネズミは、日本では特定外来生物に指定されているため、ペットとして育てることができません。
一般的に飼育されているヨツユビハリネズミは、アフリカで生息するハリネズミです。野生では、気温が15℃を下回ることは滅多にないので、ヨツユビハリネズミは冬眠する能力がないと考えられています。
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野生のヨツユビハリネズミが生息する中央アフリカの気温は18℃~34℃程度で、1年を通して温暖な環境で暮らしています。ただし、あまりに暑過ぎる日が続くと、冬眠と同じような状態になる「夏眠」をする習性があります。
ただし、夏眠をすると体に負担がかかるので、ペットで飼育しているヨツユビハリネズミの場合は、22℃~32℃の範囲で温度管理をして、夏眠させないことが大切です。
ハリネズミのおやつ(マシュマロ)
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