ハリネズミと接する時は、できればハリネズミが起きてる時間帯に遊んであげたいものです。そのためにもハリネズミが寝る時間と起きる時間を把握しておく必要があります。
ハリネズミを飼育していると、時には不規則な生活リズムになって、いつまでも起きないで夜も寝てることもあります。そんな時に考えられる理由についても解説していきます。
ハリネズミの寝る時間と起きる時間
ハリネズミは夜行性の動物で昼間は寝床で過ごし、夜になると活発に動き出して食べ物を探す習性があります。起きる時間は夜10時~深夜3時頃で、残りの時間は主に寝床で過ごし、寝る時間は16~20時間程度と言われています。
ただし、ハリネズミは20時間もの間ずっと寝ているわけではありません。ハリネズミの睡眠は人間の睡眠とは違い、浅い眠りを繰り返すの特徴です。約8時間をぐっすり眠り続けるのは脳が進化した人間特有の睡眠方法で、ハリネズミにはこの眠り方はできません。
ですから、昼間のハリネズミは寝床の中で、ウトウトと眠っては起きて、またウトウトと眠るを繰り返しています。そんな状態を16~20時間くらいひたすら続けているので、万が一寝る時間帯に天敵に襲われることがあっても、瞬時にトゲを立てて対応できるわけです。
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夜10時頃になると、ハリネズミは寝床から出て活発に動き回ります。野生のハリネズミは食べ物を求めて、一晩に数キロも移動することがあると言われているほど、意外にも夜は行動派なのです。
ただし、ハリネズミは夜中ずっと動き回っているわけではありません。食べ物を探し回って食べては少し休んで浅い睡眠をとって、また動き回るということを繰り返します。
ハリネズミが起きないで夜も寝てる理由とは?
夜行性のはずのハリネズミが夜になっても起きて来ない。ハリネズミを飼育していると、このようなことがよくあります。
夜も寝てる理由として、まず言えることは、ハリネズミは夜中ずっと動き回っているわけではなく、行動と休憩を繰り返しているという点です。そのため、夜にハリネズミを見に行った時が、たまたま休憩時間だったということが理由の1つとして考えられます。
ハリネズミが起きないで夜も寝てる時に考えられるその他の理由としては、ハリネズミを飼い始めたばかりの頃は、まだ飼育環境に慣れていないので、警戒して夜になっても寝床から出て来ないということがよくあります。
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ハリネズミは視力が低く、視覚だけでは飼い主さんのことをほとんど認識できませんが、その代わりに嗅覚と聴覚が非常に発達しているので、些細な変化でも感じ取り、飼い主さんが近づいて来るのを察知しています。まだ環境に慣れていない頃は、人が近づくと警戒して寝床から出て来ませんが、実は見ていない時間帯に活動していることが多いです。
また、ハリネズミを長く間飼育している場合は、人間の生活リズムにハリネズミが合わせて、昼夜逆転している可能性も考えられます。
ハリネズミののぞいて安心ハウス
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