フトアゴヒゲトカゲの餌代は?野菜の頻度は成長によって違う!

フトアゴヒゲトカゲに与える餌は、昆虫や野菜、人工フードなどがありますが、フトアゴヒゲトカゲの成長段階によって、餌を与える量や頻度が異なります。今回は、ベビーサイズから成長期のフトアゴヒゲトカゲの餌代の目安と、成長が落ち着いた成体期のフトアゴヒゲトカゲの餌代の目安を紹介します。

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成長に伴い昆虫より野菜を食べる頻度が高まる

フトアゴヒゲトカゲ 木の上 画像フトアゴヒゲトカゲの餌は、育ち盛りの成長期には昆虫を中心に与え、成長が落ち着いて成体期になるにつれて野菜を中心に与えるのが一般的です。ベビーから成長期のフトアゴヒゲトカゲの餌は、コオロギやデュビアなどの昆虫を与える頻度が高く、ある程度成長した成体期のフトアゴヒゲトカゲの餌は、小松菜や豆苗などの野菜を与える頻度が高くなります。

この成長過程で人工フードにも慣らしておくと、その後の飼育が楽になります。人工フードには昆虫や野菜の他にフトアゴヒゲトカゲの成長に必要な栄養がバランス良く含まれています。補助的にカルシウム剤やマルチビタミン剤などを加えていれば、人工フードだけでも飼育が可能です。

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成長期のフトアゴヒゲトカゲの餌代の目安(全長30cm以下)

昆虫(デュビアの生き餌)の毎月の餌代の目安・・・750円程度
小松菜の毎月の餌代の目安・・・270円程度
合計・・・1020円程度

成長期のフトアゴヒゲトカゲには、昆虫を中心に与えます。与える昆虫はコオロギやデュビア、ミルワームなどがありますが、ここではデュビアの生き餌を1日5匹与えた場合の代金を算出していきます。

デュビアはゴキブリの一種で、生き餌としてペットショップや通販などで販売されています。サイズによって値段が異なりますが、5~10円程度です。まだ体の小さいフトアゴヒゲトカゲは、大きいサイズのデュビアを食べられないので、小さいサイズのデュビアの価格として5円で計算すると、1日5匹与えると25円かかるので、毎月のデュビアの代金は750円が目安になります。

フトアゴヒゲトカゲの成長に伴い、徐々に野菜を与えるようになります。与える野菜は、小松菜や豆苗、インゲン、オクラ、カボチャ、ニンジンなどがありますが、ここではフトアゴヒゲトカゲに与える野菜として最も一般的な、小松菜の代金を算出していきます。

成長期のフトアゴヒゲトカゲには、小松菜の葉を1日に1枚ほど与えます。小松菜1束の平均価格は111円です。小松菜1束には葉が12枚ほどあるので、1日に与える小松菜の葉1枚の金額は約9円ほどです。ですから、毎月の小松菜の代金は270円程度になります。

成長期のフトアゴヒゲトカゲが食べる餌の量は非常に個体差がありますが、デュビアと小松菜の毎月の餌代を合わせて1020円程度が目安です。

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成体期のフトアゴヒゲトカゲの餌代の目安(全長30cm以上)

昆虫(デュビアの生き餌)の毎月の餌代の目安・・・25円程度
小松菜の毎月の餌代の目安・・・144円程度
合計・・・169円程度

フトアゴヒゲトカゲの成長が落ち着いてくる成体期の餌は、野菜を中心に与えて、昆虫はおやつ程度に止めておくのが一般的です。全体的に餌を与える頻度も低くなります。

主食となる野菜を与える頻度は数日おき程度で十分です。1回の食事で与える小松菜の葉は2枚ほどで、週に2回程度与えるとすると、小松菜2枚が18円で1ヶ月に8回の食事の計算になるので、毎月の小松菜の代金は144円程度になります。

成体期のフトアゴヒゲトカゲには、1ヶ月に1回ほど昆虫を与える程度なので、1回に5匹のデュビアを与えるとして、毎月のデュビアの代金は25円程度が目安になります。ただし、個体によっては、成体期になっても昆虫ばかり食べるフトアゴヒゲトカゲもいるので、一概には言えません。成体期に入ってから昆虫を食べ過ぎると栄養過多になりやすいので、一般的な飼育方法としては好まれない。

人工餌にすると飼育が楽になる

フトアゴヒゲトカゲ 日光浴 画像昆虫が苦手な方や、野菜を準備するのが大変という方には、人工餌がおすすめです。各メーカーごとに含まれる成分は異なりますが、基本的には人工餌のみで飼育が可能です。

ただし、個体によってはなかなか人工餌を食べてくれないフトアゴヒゲトカゲもいます。フトアゴヒゲトカゲは素早く昆虫を捕まえるほど目は良いのですが、それに比べて嗅覚はあまりよくないと言われています。ですから、見た目で餌だと分からないものを食べようとしないことがよくあります。成長期のうちから人工餌に慣らしておくことが大切です。

おすすめの人工餌

補助的にカルシウムとマルチビタミンを加える

栄養補助としてフトアゴヒゲトカゲの食事に、カルシウム剤やマルチビタミン剤を加えることも一般的です。

フトアゴヒゲトカゲに餌として与える昆虫や野菜に、カルシウムやビタミン類を含んだパウダーを振りかけて食べさせます。

カルシウム+ビタミンD3

マルチビタミン

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フトアゴヒゲトカゲの餌代を抑える方法

フトアゴヒゲトカゲの餌代は、補助的なカルシウムやマルチビタミンなどを加えても、毎月の餌代が数千円ほどしかかかりませんが、特に成長期に与える昆虫の代金がかかることがあります。

昆虫が苦手な方でない場合は、コオロギやデュビアを自分で繁殖させるとフトアゴヒゲトカゲの餌代を抑えることができます。オスメスをプラケースに入れて、昆虫の餌は不要になった野菜の切れはしで十分です。後はほとんど放置で繁殖します。コオロギは鳴き声がうるさいので、デュビアの方が飼育が楽です。

フトアゴヒゲトカゲが成長するに従って、野菜を食べる頻度が多くなります。野菜は季節や気候の変化によって値段が高騰することがあります。フトアゴヒゲトカゲに与える野菜を家庭菜園で自分で育てることで、餌代を抑えることができます。

プランターなどで小松菜を栽培したり、豆苗を水栽培したりするなどして、フトアゴヒゲトカゲの餌代を抑えることができます。1度葉の部分を切り取った豆苗でも、根の部分を水に浸けておけば、また葉が生えてきます。

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癒しのアニマルグッズ

心も体も癒される動物の抱き枕

もちもちな優しい触り心地で、まるでペットを飼っているような可愛さと安心感が得られる抱き枕です。最高の肌触りと柔らかな使い心地で心も体も癒されます。

抱き枕の大きさは、Mサイズ(全長約53㎝)とLサイズ(全長約70㎝)の2種類があります。シロクマやプードル、ミケネコなど、30種類以上の動物の抱き枕があるので、お好みのものを選ぶことができます。

プニプニした触り心地の猫型加湿器

この商品は、プニプニ触感のシリコン素材で出来た猫型加湿器です。寝室によく合う暖色系のランプ機能が搭載されているので、ベッドサイドランプとしても使用できます。

この加湿器は、空焚き防止機能が搭載されており、水が不足すると自動的に電源オフになるので安心です。お好きなアロマオイル(別売り)をタンクに垂らして、癒しのひとときを堪能してみてはいかがでしょうか。

可愛い動物親子のティーセット

この商品は、ティーポットが動物の親のデザインで、ティーカップが動物の子供のデザインになっているティーセットです。

たとえば、カエルの親子をモチーフにした食器は、ティーポットがカエルで、ティーカップがオタマジャクシになっています。その他にも、ゾウやニワトリ、シマエナガなどの、可愛い動物の親子をモチーフにしたデザインがあります。

おすすめのフトアゴヒゲトカゲ用品

給餌用ピンセットはカーブタイプを選ぶ

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フトアゴヒゲトカゲに餌を与える際の必須アイテムと言えばピンセットですが、一口にピンセットと言っても、形や素材の異なる様々な商品があります。

給餌用ピンセットを選ぶポイントは「安全性」と「摘まみやすさ」です。トカゲは餌に向かって勢いよくかぶりついてくるので、誤ってピンセットの先端がトカゲの目に入ってしまうことがあります。それを防ぐために、給餌用ピンセットはカーブタイプを使用して、先端をトカゲに向けないように給餌するようにしましょう。

ピンセットの素材は、金属製、竹製、プラスチック製などがあり、ピンセットは硬い素材ほど細かいものを摘まみやすい傾向があります。安全性を考えると柔らかい素材の方が良いのですが、摘まみにくくては給餌作業が大変です。ここでは、細かいものでも摘まみやすい金属製で、カーブタイプのピンセットをおすすめします。

紫外線ライトはUVBが重要

爬虫類飼育に使用する紫外線ライトは、光の波長によって「UVA」と「UVB」の2種類があります。

UVAは爬虫類の脱皮や食欲を促す作用があると言われ、UVBは体内でビタミンD3の合成を促す作用があり、ビタミンD3はカルシウムの吸収に関与するため骨格を形成するために重要です。

フトアゴヒゲトカゲの飼育においては、骨格の形成に関与するUVBの照射時間が大切で、1日12時間は浴びることができる環境を作るようにしましょう。自然光に近い光を設置するためにはUVAも併用すると良いでしょう。

昼行性爬虫類にはカルシウム+ビタミンD3

フトアゴヒゲトカゲは、昼間に活発に活動する昼行性爬虫類です。昼行性爬虫類は、カルシウムの吸収を助けるビタミンD3の要求量が高いと考えられているため、カルシウムだけではなくビタミンD3も含まれたサプリメントを与えると良いでしょう。

この商品はパウダー状になっているので、フードや野菜に振りかけて与えることができます。

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