レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)の飼育おいて、床材にキッチンペーパーを使用することがよくありますが、初めてレオパを飼育する場合は、どのくらいの頻度でキッチンペーパーを交換すれば良いのか不安になる方もいらっしゃるかと思います。
また、キッチンペーパーは、他の床材のソイルやヤシガラなどのように長時間湿度を保つことが難しいので、どのように湿度管理したら良いか分からないということもあると思います。特に空気が乾燥する冬場の湿度管理は注意が必要です。今回は、レオパの飼育に使うキッチンペーパーの交換頻度や、湿度管理について紹介します。
レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)のキッチンペーパーの交換頻度は?
結論から言うと、キッチンペーパーはレオパが糞尿をしたらすぐ交換するのが基本なので、交換頻度はレオパが排泄する回数によって異なります。育ち盛りのベビー期やヤング期のレオパは、餌をモリモリ食べてたくさん糞を出します。この時期のレオパは1日に2、3回は排泄します。
レオパが糞尿をするたびにキッチンペーパーを交換するわけですが、毎回ケージ内全部のキッチンペーパーを交換するのは大変なので、ちょっとした工夫で掃除が楽になります。
レオパの性格は個体差があるので一概には言えませんが、レオパは毎回ケージ内の同じ場所で排泄する子が多いです。寝床のシェルターから遠い場所のケージの隅に糞をすることが多いように思えます。
毎回同じ場所に排泄する子であれば、その場所にもう1枚キッチンペーパーを重ね置きしておけば、汚れたキッチンペーパーだけ回収することができます。確実に同じ場所で排泄する子でしたら、レオパが乗り越えられるくらいの高さの容器を置いておけば、その上でしてくれることもあります。
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また、レオパは狭い空間を好む傾向があるので、ケージの隅に何か置物を置いておけば、その置物とケージの間の狭い空間に行くことが多くなり、結果的にその場所で糞尿をすることがあります。必ず上手くいくとは限りませんが、成功すればキッチンペーパーの交換が楽になります。
このような工夫で、キッチンペーパーの汚れた部分のみを交換するだけで済みますが、目立った汚れがなくても、1週間に1回の頻度でケージ内の全部のキッチンペーパーを交換するようにしましょう。
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レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)のキッチンペーパーの湿度管理はどうする?
レオパに適したケージ内の湿度は60%程度です。梅雨の時期や夏場であれば湿度管理をしなくても、そのくらいの湿度になりますが、空気が乾燥する季節は注意が必要です。特に冬場はヒーターの熱によってさらに乾燥が進むので、何もしないと湿度が20%以下になってしまうこともあります。
本来は、レオパを乾燥する季節に飼育する場合は、保湿効果に優れた床材(ソイルなど)を使う方が望ましいのですが、ベビー期やヤング期のレオパの場合は床材の誤飲が心配なので、キッチンペーパーを使うのが一般的です。
乾燥する季節は、キッチンペーパーに小まめに霧吹きをして、ウェットシェルターを使い局地的に湿度を保つことができる場所を作ってあげると、レオパが避難することができます。
ウェットシェルター
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