女性芸能人がペットのヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)をSNSで公開したことが話題になり、最近ヒョウモントカゲモドキを飼育する女性が増えてきています。ヒョウモントカゲモドキに限らず爬虫類の多くは昆虫を食べますが、昆虫が苦手な女性の方でも飼育できる人工餌が販売されているので心配ありません。今回はヒョウモントカゲモドキのおすすめの人工餌や、人工餌を食べない時の対処法などを紹介します。
ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)は何を食べる?
「ヒョウモントカゲモドキ」は和名でヒョウ柄の模様が名前の由来になっています。英名では「レオパードゲッコー」と言い、愛好家の間では「レオパ」の愛称で呼ばれています。
ヒョウモントカゲモドキは、爬虫綱-有鱗目-トカゲモドキ科に分類されるヤモリの仲間です。ヒョウモントカゲモドキは主に昆虫を食べます。野生のヒョウモントカゲモドキは、コオロギやクモ、蝶や蛾の幼虫などを食べて生活しています。
ですから、人工で作られた餌であっても、昆虫が主成分である必要があります。レオパの人工餌は、できるだけ昆虫主体の内容で、それに加えてレオパに必要な栄養価を混ぜ合わせた完全栄養食であることが大切です。
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人工餌のみの飼育で大丈夫?
ヒョウモントカゲモドキの飼育は生きた昆虫や幼虫を与えるのが理想ですが、栄養バランスの良い人工飼料であれば、人工餌のみの飼育であっても問題はありません。この商品に関しては、メーカー様に問い合わせたところ人工餌のみの飼育が可能であることが確認済みです。ペットショップでは人工餌のみで飼育しているところもあります。
この商品は原材料中47%が昆虫そのものをすり潰したものなので、人口餌ではありますが、昆虫を与えているには変わりはないのです。この商品に使われているのはアメリカミズアブの幼虫です。
ドライフードなので常温で保存できます。フードをぬるま湯で軟らかくしてからレオパに与えます。軟らかくなったフードを1粒ピンセットなどで摘まんで、レオパの目の前で軽く動かすと食べてくれます。
フードをふやかし過ぎると脆くなり与えにくくなるので注意で必要です。芯が硬い状態で与えても消化に問題はありませんが、硬過ぎるとレオパが食べてくれないことがあるので、様子を見ながらレオパのお好みの硬さにしてあげましょう。
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レオパが人工餌を食べない時の対処法
レオパが人工餌を食べない場合は、闇雲にいろいろな人工餌を試すのではなく、まずは、ヒョウモントカゲモドキを購入したペットショップで、そのレオパに何を餌として与えていたのかを確認してみると解決策が見付かるかもしれません。
ペットショップで人工餌のみで飼育していた場合は、与えていた人工餌と同じものに変えることで食べてくれることがあります。また、店員さんにフードのふやかし方や与え方などを詳しく聞いておくと、そのレオパの好みのフードが分かるかもしれません。
ペットショップで生きた昆虫を与えて飼育していた場合は、何の昆虫を与えていたのかを確認しておくと良いでしょう。ヒョウモントカゲモドキの人工餌は様々な商品があり、各メーカーごとに主成分となる昆虫の種類が異なります。ペットショップで与えていた昆虫と同じものが含まれる人工餌を選ぶことで、レオパが食べてくれるかもしれません。
これまで生きた昆虫を餌として与えていて、途中から人工餌に変えた場合も、同じ昆虫が含まれる人工餌を選ぶことで解決することもあります。
こちらの商品はミルワームを主成分にしたヒョウモントカゲモドキの人工餌です。
ヒョウモントカゲモドキが人工餌を食べない原因は、その人工餌の原料によるところが大きいですが、人工餌の与え方が、そのレオパに適しているかどうかをもう一度確認する必要があります。
ドライフードをぬるま湯でふやかす時のフードの硬さがレオパにとって丁度良いかを、いろいろな硬さで試してみると良いでしょう。人工餌をふやかす時間は3分と記載されているものが多いですが、あくまで目安の時間なので、レオパの好みの硬さに合わせてあげることが大切です。
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