犬のしっぽは振り方によって感情の意味が違います。
また、しっぽが下がったままの時と上がっている時では犬の気持ちは異なります。
今回の記事では、犬のしっぽの振り方でわかる犬の気持ちについて紹介します。
犬のしっぽが下がったままの時
犬のしっぽが下にダランと垂れている時は、恐怖や不安などの感情を抱いていることを意味しています。
しっぽが下がったままの時は、自信がない時なのです。
特に、下げたしっぽを後ろ足の間に挟んでいる時は、とても不安を感じれる時です。
犬の耳は、怖がっている時に垂れる時がありますが、品種によっては、もともと耳が垂れている犬もいるので、その場合は確認が難しい。
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また、犬が片耳だけ倒している時は、恐怖を感じてる相手に行う動作だと言われています。
犬が自分の口のまわりを頻繁に舐め回している時は、危険やストレスを感じている場合があります。
犬が自分の口のまわりを舐める動作は、緊張や不安を鎮めようとしている時にも見られます。
濡れたわけでもないのに、犬が体をブルブルと震わせる時は、張り詰めた緊張を逃して、落ち着くために行う動作です。
この動作は、嫌いな人間や犬などに遭遇した後によく見れます。
犬がしっぽを上げる時
犬のしっぽは振り方で気持ちが分かります。
一般的にしっぽを振っている時は、機嫌の良い時だと思われがちですが、振り方によっては、近づくのは危険な時もあります。
犬がしっぽを上げる動作には、様々な意味がありますが、時には「自分の方が偉い」と優位性を主張していることがあります。
しっぽを根元から上にピンと上げて、大きくゆっくり振っている時は、自分はいつでも戦えるといった臨戦態勢に入っている状態です。
この状態は、犬が外敵を接触する時によく見られるしぐさで、このような時に近づくのは危険です。
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犬が嬉しいと感じている時のしっぽの振り方
犬がしっぽをやや上の方に上げて左右に細かく速く振っている時は、「嬉しい」という感情がでている時です。
それに加えて、犬の耳がピンと立っている時は、何か面白いものや興味のあるものを見付けた時によく見られます。
犬が寝転がってお腹を見せている時は、あなたを信頼してリラックスしていることを意味しています。
犬の腹部は、肋骨で覆われていないため弱い部分です。その弱点である腹部をあらわにしている状態は、あなたを信用している証拠なのです。
犬が、あなたに対して背を向ける時は、あなたのことを信頼している証拠です。
犬が不安を感じている時のしっぽの振り方
しっぽの高さが上でもなく下でもなく、水平にゆっくり左右に振っている時は、「よくわからない」という迷っている気持ち犬のしっぽの振り方でわかる。
たとえば、飼い犬が行ったことのない初めての場所に連れていった時に、「ここがどこかわからない」という迷いの心情があらわれた時に、このようなしっぽの振り方をよく見ることができます。
さらに、犬が不安を感じてくると、頻繁にあくびをするようになります。
犬が頻繁にあくびをするのは、落ち着かなく緊張している状態を示しています。
もちろん、あくびは眠い時やリラックスしている時にもしますが、知らない人や知らない場所に行った時にするあくびは、緊張状態が続くことが関係していると考えられます。
犬が飼い主さんの顔を舐める時
犬が、飼い主さんの顔や口のまわりを舐める時は、信用できる相手としてあなたを認めていることを意味しています。
犬が、相手の顔を舐める行為は、挨拶や愛情表現の1つと考えられています。
犬が鼻をあなたの手に押し付けてくる動作は、撫でてほしいとアピールしている時によく見られます。
飼い主さんの膝の上に犬が前足を乗せる時
飼い主さんの膝の上に犬が頭を置いてくるのであれば、撫でてほしいとアピールしているので問題ないのですが、飼い主さんの膝の上に頭ではなく前足を乗せてくる時は、犬が飼い主さんより自分の方が立場が上だと思っていることを示しています。
このような時は、犬の目をしっかりと見てから、前足を下すようにしつけることが大切です。
何度も繰り返し行うことで、あなたの方が立場が上であることを理解させることができます。
犬が前片足を上げる時
犬が前方足を上げる動作は、あなたに何かお願い事をしていることを意味します。
あなたに遊んでほしかったり、ご飯がほしかったり、何かを要求しているのかもしれません。
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