今回は犬が家具などを噛んでしまう対策について紹介します。
大切な家具や家の柱などを犬がかじってボロボロにしてしまったら大変です。そうなる前に予防が必要です。
まずは、犬がかじるのはなぜなのか?その理由について確認していきましょう。
犬がかじる理由
犬が物をかじってしまうのは、甘噛みしたいか、もしくは、かじるのが楽しいと学習してしまったからです。また、子犬の時期は歯の抜け替わりのせいで、家具や柱の木などをかじってボロボロにしていまうこともあります。
歯の抜け替わる時期の犬は、新しい歯がムズムズしてつい噛んでしまうことがあります。
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甘噛みする理由は、犬の本能的な捕食性にあることも考えられます。動くものを追いかけて、噛みつくこと(=捕食性)は、犬の本能です。動くものについ反応してしまいます。
犬が噛んだ時に、叱ったり、騒いだりしてしまうと、犬はそれが楽しいことと間違って学習してしまうことがあります。こうなる前に子犬の時期から甘噛みを大目にみないでしっかり予防する必要があります。
甘噛み対策
子犬の時期の甘噛みくらい大目に見てあげよう…なんて考えていたら、将来噛み癖がついて困ることになるかもしれません。よくない癖がつく前にしっかり予防しておくことが大切です。
歯が抜け替わる子犬の時期は、どうしても歯茎がムズムズして、ものをかじりたくなるものです。こんな時は、噛んでいいものを適度に与えて、その欲求を満たしてあげることが大切です。ただし、興奮させ過ぎないように気をつけましょう。
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動くものに噛みつきたくなるのは犬の本能です。目の前で動く手や、犬の目の高さで動く足や衣類などは、犬の本能を刺激していることになります。もしも、噛みつきそうになったら、背を向けて、ひたすら無言で無視するのが効果的です。
遊んでいる時に興奮して噛む場合は、その時は犬を置き去りにして隠れるという方法が良いでしょう。犬と目を合わすことも、声をかけることもやめます。一度噛むことが楽しいと学習してしまった場合は、なかなか直らないことがありますが、根気よく続けていくことが大切です。
犬が家具を噛む対策
まず子犬を迎えたら、家の中を見回してみましょう。犬がかじりつきそうなものがないか点検してください。部屋が散らかしっぱなしだと、犬にかじってくださいと言っているようなものです。犬が何かを誤って食べてしまう危険性もあるので、まずは整理整頓から初めて、犬がかじるのを防ぎましょう。
かじられ困るものを片付ける
犬にかじられて困るものは片付けるましょう。犬がかじるオモチャも出しっぱなしにしないで、遊ばない時は犬の見えない場所に置いておいましょう。犬にとって楽しいオモチャを管理しているのは、特別な存在の飼い主さんだということを理解させるためにも、こまめに片付けることが大切です。
キッチンなど、犬がかじったり食べたりすると危険なもの(ポリ袋、食材、生ゴミなど)が置いてあるところは、柵をして犬が出入りできないようにしておく方法もあります。
かじってもいいものを与える
ものをかじったり、なめたり、噛んだりするのは、犬がものを確認する時(食べられるか、安全かなど)の本能的な行動です。かじってもいいオモチャや犬用のガムなどを与えて、ある程度はかじりたい欲求を満たしてあげることも大切です。
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家具などには苦い液体をつける
隠すことができない家具や靴、スリッパなどをしつこくかじり続ける犬もいます。この場合の対策としては、かじられて困るものに、噛みつき防止用の犬が嫌う苦い味の液体を吹き付けておくという方法があります。
動かせない家具や壁などへのかじり癖は、サークルの柵をして犬がそこに出入りできないようにする方法も有効です。かじられそうな家具には、あらかじめ犬が近寄れなにように柵で予防することがおすすめです。
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