今回は、フェレットのお風呂について解説していきます。フェレットをお風呂に入れるのはいつからなのか?入浴の頻度は?お湯の温度は?など、フェレットのお風呂の入れ方について紹介します。
フェレットにお風呂は必要なのか?
フェレットは自分で毛づくろいをして、体を綺麗に保っているので、日常的にお風呂に入る必要はないのですが、人との共同生活の中で、フェレット独特の臭いが気になる場合は、必要最低限の頻度で入浴させると良いでしょう。
ただし、個体によっては水を怖がる子もいるので、嫌がるフェレットを無理に入浴させることは避けるべきです。
また、寒い季節に頻繁に入浴すると、体調を崩してしまうことがあるので注意しましょう。シャンプーで必要以上に皮脂を取り除いてしまうと、肌トラブルの原因になるので気を付けましょう。
フェレットは、野生のヨーロッパケナガイタチを家畜化させたものと考えられていますが、それとは別に日本固有種のニホンイタチという動物がいます。
ニホンイタチには水浴びをする習性があることが報告されていますが、ヨーロッパケナガイタチの水浴びについてははっきりと分かっていません。
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フェレットはいつからお風呂に入れるのか?
フェレットは生後6ヶ月ほどで大人になります。その頃であればお風呂に入れても大丈夫です。
子供の頃からお風呂に慣れさせておきたいという場合は、最低でも生後3ヶ月以降にしておいた方が無難です。
特に子供のフェレットは、体温調節がまだ上手にできないので、お風呂上りの温度管理に注意する必要があります。
フェレットをお風呂に入れる頻度
フェレットをお風呂に入れる目的は、フェレット特有の臭いを人が気にならない程度にするためです。とは言え、フェレットを頻繁にお風呂に入れていると、必要以上に皮脂を取り除いてしまい、肌トラブルの原因になってしまいます。
ですから、フェレットをお風呂に入れる頻度は、1ヶ月に1回程度で良いと思います。フェレットの臭いは、入浴以外でもハンモックを洗濯して定期的に交換したり、フェレットの体を拭いてあげることでも効果はあります。
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フェレットのお風呂の入れ方
まず、お風呂に入れる前に、フェレットがトイレを済ませてから入浴させるようにしましょう。トイレに行った直後に入浴させないと、フェレットが入浴中に浴槽で排泄してしまうことがあるのです。
フェレットのお風呂は、ペット用の小型の浴槽があると便利ですが、ない場合は洗面器や人が使う浴槽でも良いです。
そこに約37℃ほどのお湯を入れて準備します。お湯が熱すぎると、フェレットの皮脂を必要以上に取り除いてしまうので良くありません。また、冷たい水に入れると体調を崩してしまう恐れがあるので、これも良くありません。
使用するシャンプーは、低刺激なフェレット専用シャンプーを使うようにしましょう。あまりに洗浄力が強いシャンプーを使うと、皮脂が必要以上に落ちてしまうので避けるようにしましょう。
シャンプーは直接フェレットに付けるのではなく、事前に泡立てネットなどを使用して、ふかふかに泡立ててからフェレットの体に付けるようにすると、洗ったりすすいだりすること簡単になります。
入浴後は、タオルを使ってフェレットの体をしっかりと乾かしてあげましょう。
ペット用の浴槽
この商品は、折りたたみ収納できる犬猫用の浴槽です。浴槽の底のサイズは50m×22cmです。フェレットの胴は長いので、個体によっては狭く感じるかもしれません。購入前にフレットの大きさを確認してください。
フェレット専用リンスインシャンプー
この商品は、フェレット専用リンスインシャンプーです。アロエベラ葉末とホホバオイルを配合した弱酸性の低刺激タイプです。
お風呂を嫌がる場合は水のいらないパウダーシャンプー
どうしてもお風呂に入ることを嫌がるフェレットには、濡らす必要がないパウダーシャンプーをおすすめします。
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