すでに文鳥を1羽飼っているけど、もう1羽飼育したい。そんな時にはケージは一緒でいいのだろうか?
結論から言うと、文鳥の多頭飼いは、お互いの相性が良く同居できたとしても、複数のケージを準備しておいた方が無難です。
文鳥の多頭飼いは一緒のケージでいいの?
文鳥は相性の良い相手とペアになって暮らす鳥のなので、仲の良い文鳥同士であれば同じケージで飼育が可能です。
ただし、文鳥の性格は個体差があって、中には気の強く喧嘩しやすい文鳥もいます。また、先住している文鳥が飼い主さんにベタ惚れで、飼い主さんのことをペアとみなしている場合は、後から加わった文鳥に対して攻撃的になるケースもあります。
いずれにせよ、文鳥同士の相性は、実際に対面させてみないと分からないものです。
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同居できても複数のケージを準備する
多頭飼いしようとしている文鳥同士の相性が良く、1つのケージで同居できたとしても、複数のケージを準備しておくことをおすすめします。なぜなら、万が一、文鳥が体調を崩した時の通院時に、もう1つのケージが必要になるからです。
また、実際に文鳥同士を対面してみないと、それぞれの相性は分からないものです。最初は別々のケージで飼育しながら、放鳥時などに2羽の様子をよく観察して、一緒に餌を与えてみるなどして、徐々にお互いの距離を近づけていくのが多頭飼いを成功させるポイントです。
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しかし、どうしても文鳥同士の相性が悪くて、近づくと喧嘩してしまうことがあります。「グルルル」と怒りを表す鳴き声を出したり、クチバシでつついて攻撃したり、時には喧嘩がエスカレートしてしまうことがあるので、飼い主さんがすぐに止めてあげなくてはいけません。
文鳥は様々な鳴き声を出して、自分の気持ちを伝えようとします。以前に文鳥の鳴き声の意味について書いた記事があるので、合わせてご覧ください。
3羽以上の同居は可能なのか?
結論から言うと、お互いの相性が良ければ3羽以上の文鳥を同じケージに同居させれることは可能です。勿論、多頭飼いの場合は、文鳥を飼育する数によって、それに十分な大きさのケージが必要です。また、餌場や止まり木なども複数準備することも大切です。ですが、文鳥の多頭飼いは、1つのケージに対して、2羽の文鳥をペアで飼育するのが一般的です。
3羽以上の文鳥の同居に成功している飼い主さんは、様々な工夫をされているものです。たとえば、雛のうちから一緒に育てていると、同居しやすくなります。また、5羽も6羽も飼われている飼い主さんは、それぞれの相性を見極めて、仲の良い文鳥同士を一緒のケージで飼育することに成功しているケースもあります。
野生の文鳥は基本的にペアで過ごす鳥ですが、ペアが見付からない文鳥同士が集まって、小規模の群れを作って暮らすということがあります。たくさんの文鳥を飼育している場合も、相性の良い文鳥同士でグループが出来れてくることがあるので、そのグループごとにケージを別々にすると成功しやすいと言えます。
文鳥の多頭飼いは、お互いの相性の問題が大きいです。また、オス・メスをペアで飼育する場合は、当然ですが雛が生まれる可能性があります。しっかり飼育できるかどうか慎重に判断する必要があります。
小鳥用ケージ
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