飼育しているセキセイインコや文鳥、オウムなどに、ケージを噛む癖がついてしまうことがよくあります。今回はケージの噛み癖の原因と対策について紹介していきます。
インコ/文鳥/オウムのクチバシの仕組み
クチバシは伸び続けている
セキセイインコや文鳥、オウムなどの鳥類にとって、クチバシは様々な場面で使われる重要な部位です。食事をする時はもちろんですが、クチバシを使って巣作りをしたり、毛繕いをしたり、時にはクチバシを武器にして争うこともあります。
このように鳥にとってクチバシは無くてはならない重要なものなので、破損して無くならなにように絶えず伸び続けています。普段からクチバシを使うことで磨耗し、丁度良い長さを保っているのです。鳥によっては、自分でクチバシを擦り合わせてメンテナンスする個体もいます。
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クチバシには感覚がある
鳥のクチバシを分かりやすく言えば、常に伸び続ける爪のようなもので、内部には感覚を得るための神経があります。鳥のクチバシは爪と同じケラチンでできています。(但し、生物学上では、クチバシは歯が変化したものと考えるのが定説です。)
鳥のクチバシに神経があるということは、それを機能させるために栄養を送る血液が流れています。ですから、ケージを噛むなどして、クチバシを深く傷つけてしまった場合は出血をしますし、感覚神経があるので鳥自身も痛いはずです。飼育しているオカメインコや文鳥、オウムなどが、このような事態になる前に、ケージを噛む対策をしておく必要があります。
インコ/文鳥/オウムがケージを噛む原因と対策
飼育しているセキセイインコや文鳥、オウムなどが、ケージを噛む理由については、ペットが何らか不満を抱えていて、そのストレス発散のためにケージを噛んでしまうということが考えられます。
何が原因でストレスを感じているのかは、ペットの様子をよく観察して、飼い主さんが気づいてあげることが大切ですが、それ以前にケージがクチバシを傷つける金属製であって、尚且つ鳥がクチバシでくわえられるほどの細さであることが問題だと言えます。
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かじり木を設置
オカメインコや文鳥、オウムなどは、ケージの同じ場所を何度も繰り返し噛む傾向があります。特にケージの出入り口付近のケージを噛むことが多いです。その場所にかじり木を設置すると、ケージを噛むかわりに、かじり木でストレス発散してくれることがあります。
かじり木は市販のものもありますが、自分で自然の木を取ってきて手作りしても良いと思います。鳥と木の組み合わせは見た目も良いので、飼い主さんのお好みでケージ内をアレンジすると楽しめます。
ただし、かじり木を手作りする時に注意しておきたいのは、釘などの金属を使用しないということです。複数の木を組み合わせる際には麻紐を使うなどして工夫してみると良いでしょう。
アクリルケージを使う
金属製のケージをアクリル製のケージに変えて、ケージを噛むというそもそもの原因を無くすことで対策できます。金属製のケージと比べて、アクリル製のケージは高額というデメリットがありますが、アクリルケージならではのメリットがいくつかあります。
たとえば、アクリルケージは防音に役立ちます。セキセイインコや文鳥、オウムなどの鳥類は、早朝に激しく鳴く傾向があるので、近所迷惑にならないように対策できます。その他にも、冬は保温に役立ったり、細かい羽やチリなどが舞うのを防止するなど、様々なメリットがあります。
ケージを噛む原因をもう一度考えてみよう
たとえ、かじり木を設置したり、アクリルケージに変えて対策したとしても、ペットがケージを噛む原因を取り除いてあげなければ、根本的に解決したとは言えません。
オカメインコや文鳥、オウムなどがケージを噛んでしまう原因は、飼育環境に何らかの不満を抱えていることが多いです。その原因が、たとえば、ケージの外に出て飛び回りたいだとか、外の騒音が気になるだとか、または複数のペットを飼育している場合は、相性の悪いペット同士を同じケージに入れていることがストレスになることもあります。
まずは、飼育しているペットの様子をよく観察して、必要に応じて飼育環境の見直しすることが大切です。
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