今回は、ウサギの撫で方について紹介します。ウサギは撫でられることが大好きな子が多く、ウサギを撫でると体がぺたんこになるまで伏せる子や、気持ち良過ぎて歯ぎしりする子や、やがては、体が伸びたそのままの姿勢で寝る子もいます。
時には、ウサギが頭を上げることで気持ちを伝えようとすることもあるので、その仕草の意味についても確認していきましょう。
ウサギを撫でると喜ぶ場所
ウサギを撫でると喜ぶ場所は、ウサギのおでこから背中かけと、頬から首元にかけてです。
飼い主さんの手のひらを使って、ウサギのおでこから背中にかけて、優しくゆっくりと撫でてあげると、ウサギが目を細めて気持ち良さそうな表情を見せます。
または、飼い主さんの指先を使って、ウサギの頬や首の側面を、軽く掻くように触れても喜びます。
これらの体の部分は、ウサギが自分で毛づくろいできない場所です。ですから、信頼できる相手に触ってもらえると喜ぶ傾向があります。ウサギを多頭飼いしている場合は、ウサギ同士で毛づくろいすることもあります。そのような場合は、ウサギのおでこや頬、首元などを中心に毛づくろいします。
そのため、飼い主さんがウサギに毛づくろいをしてあげるつもりで、おでこから背中にかけてと、頬から首元を優しく撫でてあげましょう。特に首の側面は、ウサギが自分では毛づくろいできないので、毛玉ができやすい場所でもあります。ですから、飼い主さんがウサギを撫でてあげながら、指先で毛玉をほぐしてあげると良いでしょう。
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ウサギを撫でるとぺたんこに伏せる・歯ぎしりする!
ウサギのおでこから背中にかけて優しく撫でていると、ウサギは体をぺたんこにして伏せることあります。この状態はウサギが気持ち良いと感じれる証拠です。リラックスしたウサギは歯ぎしりをしたり、そのままの姿勢で寝る子もいます。
まずは、ウサギを撫でるとぺたんこに伏せるような、優しいタッチの撫で方を心掛けると良いでしょう。ただし、ウサギを撫でて良いタイミングと悪いタイミングがあります。
ウサギをお迎えしたばかりの頃は、ウサギに触れるよりも新しい環境に慣れさせることが最優先です。この時期は無闇に触るのではなく、餌やりや掃除などの最低限のお世話だけして、そっと見守るようにしましょう。
ウサギをお迎えしてから1週間ほど経つと、新しい環境に少しずつ慣れてケージの外に興味を示すようになります。そのような状態になったら、部屋んぽ(ウサギをケージから出して室内で散歩をさせること)をさせて、ウサギの方から飼い主さんに近づいてくるのを待ちます。
ウサギが飼い主さんに興味を示した時が撫でて良いタイミングです。おやつを与えながら撫でてあげると良いでしょう。
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ウサギを撫でると頭を上げる時は?
ウサギを撫でると頭を下げてぺたんこに伏せる仕草は、ウサギが気持ち良い時ですが、それとは反対に、ウサギを撫でると頭を上げることもあります。
この場合は、状況によってウサギが喜んでいる時もあれば、嫌がっている時もあるのです。
撫でられることに慣れてきたウサギは、自ら飼い主さんの手に頭を押し付けて、撫でて言わんばかりにアピールをしてくることがあります。このように場面で、ウサギが頭を上げる時は、もっと撫でてほしいと要求しているので、ウサギが喜んでいる時です。
しかし、時には、ウサギは頭で撫でている手を押しのけて嫌がる時もあります。しつこく撫でているとウサギが嫌がったり、食事中や毛づくろい中などにウサギを撫でてしまうと、嫌がって頭を上げることもあります。
ウサギのおやつ
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