文鳥は警戒心の強い動物ですが、飼い主さんに慣れてくると好奇心旺盛に寄ってくるものです。そんな時は文鳥にどのようなことしてあげると喜ぶのでしょうか。今回は、文鳥が喜ぶことや、文鳥の嘴を指で摘まむと喜ぶ理由について紹介します。
文鳥が喜ぶことは?
文鳥はいろいろな性格の子がいるので、その子によって喜ぶことは違いますし、飼い主さんにどのくらい懐いているのかによっても、文鳥との触れ合い方が異なります。
文鳥と触れ合う時は、何をしたら文鳥が喜ぶのかではなく、まずは文鳥が警戒するようなことを絶対にしないということを心掛ける必要があります。
とにかく文鳥を怖がらせないように、根気良くゆっくりと接して、文鳥から信頼されるパートナー認定を得ることが大切です。
飼い主さんが手で文鳥を触れることができるくらい仲良くなったら、その子がどうのような遊びが好きなのかをいろいろと試してみて、文鳥の様子をよく観察するようにしてください。
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たとえば、文鳥が飼い主さんの指の上に止まるのが好きなのか、つまようじやティッシュペーパーなど、身近にあるものを文鳥が咥えて遊ぶのが好きなのか、それとも、文鳥の頬や頭を軽く撫であげると喜ぶのかなど、放鳥時にいろいろなことを試してみて、その文鳥がどのような性格の子なのかを見極めていきます。
ベタ惚れの文鳥であれば、飼い主さんの手のひらに潜り込んできて、そのまま手の中で安心して寝ることもあります。
文鳥が習性的に喜ぶことは、慣れている文鳥であれば、飼い主さんが嘴を指で軽く摘まんであげると喜びます。では、なぜ文鳥の嘴を指で摘まむと喜ぶのでしょうか。次ではその理由について確認していきましょう。
文鳥の嘴を指で摘まむと喜ぶ理由
文鳥は、オスとメスの愛情表現で、お互いの嘴を擦り合わせるという行為をすることがあります。文鳥が飼い主さんにベタ惚れで、パートナーとして認識している場合は、飼い主さんの指先を嘴に見立てて、文鳥の嘴を優しく摘まむと喜びます。
オスの文鳥であれば、飼い主さんが嘴に見立てた指先を上下に動かすと、その動きに合わせて、オスの文鳥も上下に体を動かし、求愛のダンスを踊ることがあります。
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飼い主さんの姿を見たオスの文鳥が、止まり木など身近にある物に嘴を擦り付ける行為も愛情表現です。このような時は、飼い主さんも身近にある物を指先で軽く叩いて音を出して応えると、オスの文鳥は喜んで歌うような独特の鳴き声を出すことがあります。
懐いている文鳥の嘴を指で摘まむと喜びますが、懐いていない文鳥に指先を向けると警戒するのでやってはいけません。
文鳥が嘴を擦り付ける愛情表現については、以前に書いた記事があるので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
little-tail.com/4375.html
文鳥のおやつ
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