熱帯魚の飼育において、水槽の水替えの頻度は飼育書などに明確に記載されていますが、底砂の掃除の頻度は意外と曖昧なものです。今回は、底砂掃除の頻度の目安や、底砂を綺麗にする時に使えるおすすめの掃除ポンプを紹介します。
水槽の底砂の掃除をする頻度の目安
水槽の底砂の掃除をする頻度は、水槽の大きさや飼育している熱帯魚の種類など、飼育状況によって異なりますが、大抵は、2~3ヶ月に1回の頻度で底砂の掃除をすることが一般的です。
たとえば、60m水槽にテトラやグッピーなどの小型の熱帯魚を20匹ほど飼育しているとします。水槽にはフィルターが設置してあり、水替えは水槽の3分の1の水を1週間に1回行っているとします。このような飼育状況であれば、水槽の底砂の掃除は2~3ヶ月に1回の頻度で良いでしょう。
ただし、コリドラスやクーリーローチなど、底砂を掘る熱帯魚を飼育している場合は、早めに底砂の掃除をしてあがる方が良いです。これらの魚は、水槽の最下層で暮らしているので、底砂が汚れていると体調を崩してしまうので注意が必要です。
水槽の底砂の掃除をする頻度の目安としては、コリドラスやクーリーローチが底砂を掘った時に、軽い汚れが水中で舞うようでしたら、底砂を掃除するタイミングです。飼い主さんが長い棒などで底砂を軽く掻き交ぜてみても、底砂の汚れ具合が分かると思います。
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おすすめの掃除ポンプ
この商品は、水槽の底砂の汚れをポンプで吸い上げることで綺麗にするペット用品です。水槽を動かすことなく、水替えと底砂の掃除ができるのでとても便利です。
ポンプで吸い上げる力を調節することで、底砂と汚れの比重で、軽い汚れだけを吸い上げることができます。
ただし、ポンプの吸引力の調節にはコツがあり、作業に慣れるまでは、吸引力が強過ぎて底砂まで吸い取ってしまったり、吸引力が弱過ぎて上手くできなかったりすることがあるので、少し掃除ポンプを扱う練習が必要かもしれません。
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水槽から吸い上げられた汚水は、付属のチューブを通り、水槽よりも下方に置いたバケツに排水されます。排水が流れない時は水槽とバケツの高低差をつける良いでしょう。
チューブを流れる水の量は、チューブを摘まむことで調節します。専用のクリップが付いていますが、直接指で摘まんで流量をコントロールしても良いです。この調節が掃除ポンプの使い方のポイントになります。
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