ウサギが飼い主さんの足の周りをくるくる回る主な理由については、「飼い主さんの近くにいたい」「飼い主さんと遊びたい」「発情期によるもの」の3つが考えられます。
ウサギが飼い主さんの「近くにいたい」と「遊びたい」は、似たよう理由に思えるかもしれませんが、実はウサギの気持ちは微妙に異なります。この違いを分かっていないと、飼い主さんがウサギを触ろうとした時に、逃げてしまうということが起こるのです。
ウサギが足の周りをくるくる回る3つの理由
1. 大好きな飼い主さんの近くにいたい
ウサギは警戒心が強い動物なので、懐いていない相手に近寄ることはしません。ですから、ウサギが飼い主さんの足の周りをくるくる回る仕草を見せる場合は、ウサギが飼い主さんのことが大好きで、信頼できる相手とみなしていることが考えられます。
ウサギが足の周りをくるくる回る仕草を見てたら、優しく撫でてあげるなどして可愛がってあげましょう。ウサギが足の周りを回りながら、予想外の方向へ移動することもあります。そんな時は、誤って蹴ってしまわないように注意しましょう。
また、飼い主さんにベタ惚れなウサギは、飼い主さんが何処へ行ってもウサギが後をついて来てくるということがあります。飼い主さんを追いかけるうちに、物がたくさんあるようなウサギが入ってはいけない部屋に飛び込んでしまうことがあるので、飼い主さんは常にウサギの行動をよく見てあげるようにしましょう。
Sponsored Links
2. 足の周りを回って遊びたい
ウサギが飼い主さんの足の周りをくるくる回って遊びたいという理由も、ウサギが飼い主さんのことを信頼できる相手とみなしていることが前提にありますが、ウサギが遊びたいという気持ちが強い場合は、飼い主さんの近くにいたいという気持ちとは少し違います。
ウサギが飼い主さんの足の周りを回っているので、かまってほしいのかなと思い、ウサギを撫でようとすると、なぜか逃げてしまうということがあります。これは、ウサギが足の周りを回ること自体を遊びとして楽しんでいるので、途中で遊びの邪魔をされたくないということが考えられます。
また、足の周りを回らないにせよ、飼い主さんの後を追いかけてこと自体を遊びとして楽しんでいる場合もあります。そんな時に、かまってほしいのかと勘違いして、ウサギを抱っこしようとすると、追いかけっこを楽しんでいたウサギは、慌てて逃げようとします。
その場合は無理にウサギを触ろうとしないで、足の周りをくるくる回ることや、追いかけっこ自体を一緒に楽しんであげると良いでしょう。
Sponsored Links
3. 発情期に見られる行動
ウサギは発情期になると、ソワソワして落ち着きがなくなります。その延長として、飼い主さんの足を追いかけるようにくるくると回ることがあります。それに加えて、発情期にはマウンティングも見られるようになります。
マウンティングとは、ウサギが体を覆い被せるようにして相手に乗る行為を言います。飼い主さんの足にウサギが体を覆い被せてしがみつく仕草を見せるようでしたら、発情期によるものと考えられます。
マウンティングは、ウサギ同士の上下関係を示す時にも行われることから、オスのウサギに多く見られる仕草ですが、中にメスのウサギでもマウンティングをする子もいます。
発情期による落ち着きのなさは、ウサギの生理的なものなので、程よく遊んであげたり、ぬいぐるみやおもちゃなどを与えたりして、上手に気をそらせてあげると良いでしょう。
ウサギが飼い主さんの後をついてくる理由については、以前に書いた記事があるので、合わせてご覧ください。
ウサギのおやつ
Sponsored Links
おすすめの記事
ウサギの鳴き声の種類と意味「ブウブウ・キュウキュウ・キーキー・プップッ」
モルモットが寝る時間帯や睡眠時間は?寝る時は目を開けたまま!?